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2007年 6月 12日

重要なのは Leopard ではなく Safari だ:Paul Thurrott

Filed under: アップル,OS — shiro @ 21:32
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[Paul Sakuma, AP]

WWDC 07 を見た Paul Thurrott の感想・・・

Paul Thurrott’s Internet Nexus:”Safari, Not Leopard, is the Real News at Apple Show“:6月11日
WinInfo:”Safari, Not Leopard, is the Real News at Apple Show” by Paul Thurrott:6月11日

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私がここでいいたいことはとても簡単だ。

My contention here is simple.

未来は Leopard にあるのではない。そもそも、そんなことはこれまでもなかった。ウインドウズのユーザーを大量に転向させるほどすばらしかったことなんてなかった。如何なるデスクトップ OS といえども、それが可能だったことはないのだ。

Leopard is not the future. How could it ever be? This isn’t good enough to make Windows users switch en masse. No desktop OS could ever make that happen.

ノーだ、未来は Safari にあるのだ。まず iPhone で動かす。それからたくさんのデバイスで動くようになる。コンピュータだろうと、コンピュータ以外のデバイスだろうと・・・。覚えておいてほしい。ケイタイのマーケットはデスクトップ PC よりはるかに大きいのだ。とても大きい・・・

No, the future is Safari. First, running on iPhone. Later, running on any number of devices. Traditional and non-computer devices. Remember that the cell phone market is much bigger than the market for desktop PCs. This is big.

私のいっていることが、陰謀説のように聞こえるかもしれないのは分かっている。しかしいつの日か、過去を振り返ってこう考える日がきっと来ると思う。デスクトップ OS(複数)について考えるのをやめ、モバイルというウェブベースの未来に焦点をあてることにしたのがまさにこの日であったことを・・・。これは、アップルがこれまでやったことで一番賢明なことだったといえるかもしれない。それにこれまでのところ、気付いているひとはほとんどいないのだ。いまのところは・・・

And yes, I know it all sounds like a conspiracy theory. But I think that we will all look back on this day as the time when we stopped thinking about desktop OSes and focused on the mobile, Web-based future. This might be the smartest thing Apple ever did. And so far, few have even noticed it. Yet.

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気になっていた Leopard のユーザーインターフェイスは、iTunes 風というか iPhone 風に変わったというのが第一印象だった。One more thing… が Safari だったのはそういうわけか・・・

Mac OS X をケイタイ向きに書き換えるには、手間もかかるだろうし、iPhone より先に出すわけにもいかないだろうし、なんとなく Leopard が10月まで遅れたことを納得してしまった。

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2006年 12月 22日

Vista は OS X のパクリか:David Pogue

Filed under: マイクロソフト,OS — shiro @ 18:27
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david_pogue

ニューヨークタイムズの才人コラムニスト David Pogue が皮肉たっぷりのビデオを作っている。

「マイクロソフトの Windows Vista はアップルの Mac OS X のパクリか。」(つぎのどちらのサイトでも見れる。)

New York Times Video:”Windows Vista“:12月14日

YouTube Video:”NYT: Did Microsoft rip-off Apple Mac OS X in Windows Vista?“:12月14日

YouTube Video:”NYT’s David Pogue on Windows Vista“:2006 年12月

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巷間 Windows Vista は Mac OS X のパクリだといわれているが本当にそうか。いや、パクリなんかじゃない。Vista はちゃんと独自のキャラを持った OS だ。

だって・・・、と Pogue は主張する。

・だって、Mac OS X の Spotlight と同じ働きをする Instant Search の入力ウインドウは、マックでは右上にあるのに、ウインドウズでは左下にあるじゃないか

・だって、マックの widgets と同じ働きをする Sidebar(gadgets)は、そもそも名前が違うじゃないか

・・・という調子だ。

なんといえばいいのだろう。一種の「ほめ殺し」とでもいうのだろうか。

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ビデオのほかにテキスト版もあって、数ページにわたるもっと詳しいものだが、そのエッセンスはビデオ版に尽きる。

New York Times:”Vista Wins on Looks. As for Lacks …” by David Pogue:12月14日

その一部だけつぎに紹介する

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Looks, Locks, Lacks

では5年も経って Windows Vista はどうなったのだろうか。マイクロソフトが何百万ドルもかけたコマーシャルでこれからたっぷりお目にかかることになるが、その文句は「Clear, Confident, Connected」というものだ。しかし本当のところは「Looks[不気味なほど似ている], Locks[セキュリティは高まった], Lacks[バラバラで統一性に欠ける]」の方が真実に近いだろう。

So after five years, how is Windows Vista? Microsoft’s description, which you’ll soon be seeing in millions of dollars’ worth of advertising, is “Clear, Confident, Connected.” But a more truthful motto would be “Looks, Locks, Lacks.”

これを真似しろ!

これまでの説明で、Vista がマックにとても似ていると思ったら、それは正しい。マイクロソフトのマネージャが Mac OS X をみんなの前において、「これを真似しろ」とプログラマーにいっている感じがするのだ。

If the description so far makes Vista sound a lot like the Macintosh, well, you’re right. You get the feeling that Microsoft’s managers put Mac OS X on an easel and told the programmers, “Copy that.”

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この話にはさらに続きがある。

「レッドモンドのコピーマシン」というフォローだ。

New York Times:”The Redmond Copying Machine?” by David Pogue:12月18日

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マイクロソフトは Windows Vista の「革新性」について誇らしげに語っている。(しかも Mac OS X に大きな借りがあることをおくびにも出さずにだ。)私がそれをチクリとやるビデオを作ったらたくさんの反応があった。コメントの書き込みが「どちらが優れているか」という論争に移行していったのも驚くにはあたらない。その論争はなかなか終わらないだろうが・・・

My recent video, which tweaked Microsoft for crowing about its “innovation” in Windows Vista (without acknowledging its huge debt to Mac OS X), triggered plenty of reaction. It probably comes as no surprise that your comments quickly devolved into “which is better” bickering, which will proably never end.

一部の読者は、アップルだって逆にマイクロソフトから同じように盗用していると怒り、ののしった。

Some of you claim, with much anger and swearing, that Apple steals from Microsoft just as much as the other way.

そんなときの私の答えはこうだ。「あなたのいうことは正しい。アップルがゼロから造ったものなんてとても少ない。マウス、メニュー、重なるウインドウ、CD ドライブ、ワイヤレス Wi-Fi など、これらはみな誰かが開発したものはかりだ。」

My response to one such response: “You’re right—very few things were actually invented wholesale by Apple. The mouse, menus, overlapping windows, the CD drive, Wi-Fi wireless, and so on—all of these things were developed elsewhere.

「しかしアップルはそれを『標準化』したのだ。特定のものを選択し、その可能性を見抜き、仕上げて、アップル流に造り直し、そして大衆にもたらした。」

“But Apple *standardized* them. Chose them, recognized their potential, perfected them, made them over in its own way, and brought them to the masses.

「ところが Vista でマイクロソフトがやったことといえば、まだ採用されていない機能を選んだ訳ではなかったし、何がうまくいき、何がそうでないかを見抜く力もなく、マイクロソフトとしての印をつけることもなかった。アップルが優れた技術を見抜いて、完成させるのを待ち、それをひとつひとつ模倣しただけのことだ。その挙げ句、厚かましくも自分たちは革新のリーダーだと主張したけれどね。これは大した違いじゃないか。」

“In Vista, on the other hand, Microsoft did not select unrecognized features, did not have any particular vision in knowing what would work and what wouldn’t, did not put its own stamp on anything. It simply waited for Apple to recognize and perfect good technologies, then duplicated them bit for bit. Oh, and then claim to be a leader in innovation. That’s quite a difference!”

今日こんなEメールが届いた。2003 年から 2004 年までマイクロソフトで臨時に働いたというひとからのものだ。名前は伏せておくことにした。

Then this e-mail message, which arrived today from a guy who says he worked as a Microsoft temp employee from 2003 to 2004. I’ve agreed not to publish his name.

「親愛なる David:12月14日の記事で、

マイクロソフトのマネージャが Mac OS X をみんなの前において、「これを真似しろ」とプログラマーにいっている感じがするのだ。

と書いていましたね。」

“Dear David: In your article on December 14, 2006, you stated: ‘You get the feeling that Microsoft’s managers put Mac OS X on an easel and told the programmers, ‘Copy that.’

「[マイクロソフトで仕事をしていたとき]私はマイクロソフトのほとんどのビルに入れるバッジをもらいました。私が目にしたのは、あるビルの廊下の壁にあった大きな格子状のボードでした。そこは Windows Media Player の仕事をしているエンジニアがいるところで、第50ビルの2階と3階です。」

“[When I worked at Microsoft,] I was given a badge that allowed me entry to all but a few of the Microsoft buildings. One of the things that caught my eye was a large grid on the wall of a hallway in the building that housed the engineers that worked on Windows Media Player—building 50, on the 2nd or 3rd floor.

battleship

「その格子には、戦艦ゲームのように上にはA・B・C・・・、左には上から1・2・3・・・と番号がふってありました。ひとつひとつのマス目の大きさは 8.5 x 11 インチサイズのページを横向きにおいた形で、それぞれにアップルの iTunes のカラーのスクリーンショットが張られていました。環境設定パネルの各ページから info ウインドウまで、あらゆるページのスクリーンショットです。」

“The grid was labeled across the top with A, B, C, etc., and down the left with 1,2,3, like a game of Battleship. The grid was made of 8.5×11-inch pages, landscape orientation, showing color screenshots from Apple’s iTunes software. Each sheet was a different screen of the application: each tab of a preference panel, each info window, everything.

「廊下を曲がるとまた別の格子状ボードがありました。こんどは RealPlayer のものです。A1 はユーザーが見る最初のページで、iTunes のボードと同じ配置になっています。」

“Around the corner was another grid, showing the RealPlayer application. This grid was the same: grid A1 was the front user view of the application, mirroring what was on the iTunes wall/grid.

「つぎの角を曲がると、また別のボードです。こんどはなんと Windows Media Player のバージョン9のものなんです。このボードにはいくつか欠けている部分があって、これを見ると[iTunes や RealPlayer の]どの機能が細部に至るまでコピーされたか、作業の進捗状況が分かるのです。」

“Around the next corner was *another* grid, this one showing Windows Media Player version 9 !! This one was missing a few tiles in the grid, but you could actually see the progress as each feature [of iTunes and RealPlayer] was copied, square for square.

「驚くじゃありませんか。新しいソフトが出ると、マネージャはそれをチェックして、カラーのスクリーンショットを撮るという創造的な仕事を一日中して、その結果をコピー・チーム・・・じゃなかった、エンジニア・チームに渡すのです。」

“Amazing. New software is put out, a manager sees it and decides that the creative part of their day is making color screen captures of the software and presenting it to the copying—er, engineering team.”

読者はこれを読んでどう思われるかだろうか。[意地悪な笑い]読者の反応を聞いてみたいと思った。これは合法的な行為だろうか。それとも、怒りの炎にまた火を注ぐことになるのだろうか。

I doubt you’ll have any reactions to THIS (evil grin), but thought I’d share it with you just the same. Could it be legit? Or are we being put on by yet another fanner of the flames?

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マイクロソフトの「創造的」作業がどういうものか目に浮かぶようではないか。

Jobs の例のビデオを思い出した。

それにしても、こんな激しい記事を書く David Pogue も、それを載せるニューヨークタイムズも、これはもう大変なものだ。

日本にもそういう日がくるのだろうか。

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2006年 7月 30日

困ったオジサンのおバカなインストール:Parallels

遅ればせながらとうとう Parallels Desktop for Mac をインストールしてしまった。

このスゴいソフトについては何度か紹介したけれど、それでなんとなく自分も分かったように錯覚してしまうところが悪いクセだ。困ったオジサンである。

極め付けは若旦那の記事だった。「あっという間」、「なんなんだ、この簡単さは」ということばににつられた。

若旦那の独り言:”あっという間のParallels“:6月10日

・・・そこまではいい。

困ったオジサンのおバカぶりは、インストールにも発揮される。

推奨インストールとして折角デフォルト(初期設定)でマークされているのに、わざわざそれと違うものを選択したりする。(すぐ後で気付いて後悔するけれど・・・)

自分で紹介した記事すら十分理解していないおバカぶりだ。

・・・で、どうだったか。

いい加減でおバカなインストールなのに、それでもちゃんと動いた。

マックとウインドウズの切り替えも簡単で、ウインドウズがスイスイ動くのを見るのは感動ものだ。Parallels Desktop for Mac は評判どおりスゴい。

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インストール環境

・MacBook:一番ローエンドの機種で、メモリーだけ 1 GB に増設

・Windows 2000 Professional:インストールした後で SP4 にアップグレード

・Microsoft Office 2000:これも古いバージョン

・FireFox 1.5:なるべく IE は使いたくないので

・AntiVirus 2006:ウイルスリストを更新するには IE が必須らしい。仕方なく IE 6 にアップデート。ウイルスの数がものすごく、リスト更新に長時間かかるのには仰天

*      *      *

困ったオジサンのアドバイス

いい加減なインストールを反省して、いくつかアドバイスがある。

1)必ず Parallels Tools をインストールすること

Parallels Desktop for Mac だけでは色オチのしたくすんだ画面(dithered 8-bit)だが、Parallels Tools をインストールするとちゃんと奇麗な解像度に戻る。

カラーだけではない。カーソルの動きが滑らかになる。それだけではない。カーソルがバーチャルマシン(VM、ゲスト OS)のウインドウズとホストの Mac OS X の間を自由に行き来できるようになるのだ。

Parallels Tools をインストールするまでは、ウインドウズ内のカーソルは VM の中に閉じ込められて外に出れない。外に出るには[Ctr + Alt]というキーを押してカーソルを解放してやる必要がある。

しかし、Parallels Tools を入れるとカーソルは VM の内外を自由に動き、ウインドウズの中ではウインドウズのカーソル、外ではマックのカーソルに自動的に変化する。これには感激する。

さらに、Parallels Tools を入れると、ウインドウズと Mac OS X が共通のフォルダ(Shared Folder)を利用できるようになる(らしい)。

この Parallels Tools を利用できるのは Windows 3.1 を除く全てのウインドウズだ。それに Solaris、OS/2、eComStation でも利用できるという。ウインドウズ(VM)をインストールしたあとは決して Parallels Tools を忘れないように・・・

2)デフォルト(当初設定)でうまくいく

オジサンはウインドウズのことは何にも分からないが、それでもちゃんとインストールできた。

Parallels Desktop for Mac だろうとウインドウズだろうと、インストールの最中はバカの一つ覚えで OK あるいは Next を押すだけでいい。

3)急がば回れ

おバカなインストールをしたため、ちゃんと出来たか後でチェックするハメになった。(ちゃんと出来てはいたけれど・・・)

Parallels Desktop for Mac については優れたレビューや解説記事が沢山あるので、事前にどれか読んでおかれるよう是非お薦めする。

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Parallels Desktop for Mac の解説

結局、つぎの四つを熟読することになった。

Ars TechnicaParallels Desktop 1.0 for Mac OS X” by Dave Girard:7月9日:36 頁

Ars Technica らしい極め付けのレビューだ。長文だけれど、画像も豊富で(41枚)それを見るだけでも楽しい。つぎのような結論で10点満点中9点を与えている。

USB 機器と 3-D アプリケーションを除けば、MacBook へスイッチしようと考えているひとは、このちっちゃなソフトが十分期待に応えてくれることに安心していい。とにかくインターネットはちゃんと動くし、目覚ましいスピードといい、クライアント OS がバーチャルマシンの中で動いていることに気付かないぐらいすごい。Parallels のバーチャルマシンで動かない x86 アーキテクチャの OS を探すとしたら四苦八苦するだろう。

People pondering the switch to a MacBook can rest assured that with the exception of USB device support and hardware accelerated 3-D applications, their needs will be well met by this little workhorse of a program. Between the networking that just works, the impressive speed and the inability of the client operating systems to know they are running within a “virtual machine,” I think you’ll be hard-pressed to find software for any x86 OS that doesn’t work within a Parallels VM.

Virtual PC と Parallels のスピードを比較したマンガがすべてを語っている。

Ars Technica らしく、このソフトをうまく使うためのヒントがいたるところにちりばめられている。

MacDevCenterParallels Desktop for the Mac” by Todd Ogasawara:6月27日:13 頁

このレビューは、つぎのような書き出しで始まる。

まずハッキリさせておこう。Parallels Desktop for the Mac に関するこの解説はひと言で要約できる。スゴい、と。

Let’s get this out of the way first. The short version of this discussion of Parallels Desktop for the Mac can be summed up in a single word: amazing.

O’Reilly Network にこういわせるなんて実にたいしたものだ。

画像(8枚)も豊富だし、YouTube のビデオもついている。

MacworldReview: Parallels Desktop for Mac” by Rob Griffiths:6月30日:8 頁

お馴染みの Rob Griffiths のレビューだ。

Parallels は Unix や Linux だけでなく、ウインドウズのほとんどのバージョンを動かすことができる。したがって、インテルマックでほかの OS を動かす必要があるひと、あるいは動かしたいと思うひとにとっては得難いツールとなる。仕事上ウインドウズが必要だが、しかしほんとはマックや Mac OS X が好きということなら、これぞ両方の世界の一番いいところを提供してくれる。もし Parallels をフルスクリーンモードで使っていれば、みなウインドウズが動いているとしか思わないだろう。その下で、世界で最もすばらしい OS が動いているなんて気付きもしないで・・・

Parallels’ ability to run nearly every version of Windows, along with many versions of Unix and Linux, makes it a valuable tool for anyone using an Intel-based Mac who has a need or desire to work with other operating systems. If your job requires Windows, but you love your Mac and OS X, Parallels will truly give you the best of both worlds. If you put your Parallels session in full screen mode, anyone walking by won’t even be able to tell that under the Windows façade, you’re actually running the world’s greatest operating system.

Parallels“Parallels Desktop for Mac: Quick Start Guide”:34 頁

ダウンロードしたソフトにバンドルされた解説書。ウインドウズ(Guest OS)のインストール以外はほぼ十分だ。

いずれも英語のドキュメントなので気後れする方もいるかもしれないが、画像を見るだけでも十分だ。豊富な画像を見るだけでだいたいのことは分かる。

こんなすばらしい記事や解説がたくさんあるなんて、まさにマックユーザー冥利に尽きる。

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うまくいかなかったこと

オジサンが出来なかったことも、是非ふれておかねばならない。

1)印刷ができない

インターネットのアクセスはまったく問題がない。バーチャルマシン(VM、ウインドウズ)の中からどこへでもアクセスできるのはオドロキだ。

ところが印刷となるとそうはいかない。USB 端子で直接プリンターをつないでいるのに、VM の中からは印刷できないのだ。(オジサンの場合、だけれど・・・)

どうやら Parallels Desktop for Mac の弱点は USB 機器との接続にあるらしい。

Parallels の USB ドライバは USB 1.1 しかエミュレートしない。これじゃ何をやるにしてもとても十分とはいえない。これが Parallels Desktop 1.0 のアキレス腱であることはよく知られている。[Ars Technica

The USB driver in Parallels emulates USB 1.1 and is less than a champ for tackling whatever you throw at it. This is the acknowledged Achilles heel of Parallels Desktop 1.0.

2)共通フォルダが作成できない

これがどうもよく分からない。共通フォルダがどこにできたのか、利用するにはどうすればよいのか、オジサンにはよく分からなかった。

この点に関してはドラッグ&ドロップでファイルを移動できた Virtual PC が懐かしい。今後改善が望まれる点だろう。

3)ホットキーがうまくいかない

全画面モード(Full Screen mode)にすると、まるでウインドウズマシンのようになる。

問題は Mac OS X に戻るときだ。

デフォルトでは[Ctr + Alt]というキーコンビネーションが準備されているのだが、どこにも表示されないので忘れ易い。自分が覚え易いショートカット、たとえば[Cmd + Q]などを設定するのもひとつの手だ。

ホットキーの設定は Preferences で簡単にできるのだが、設定したキーを押しても反応が悪い。結局うまくいかなくて、デフォルトに戻してしまった。

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付記:なぜウインドウズをインストールしたか

根っからのマック好きとしては、マックですべてが完結すればいいなあと思う。

「しかし、Appleはあくまでも「Mac」に強い拘りを見せて欲しいのです。・・・Windowsへのアプローチにひた走るAppleをMacオンリーで使っているユーザーはどう思っているのでしょうか…」という「Retro@Diary 〜Rev.B〜」の retro_x 氏のコメントには全面的な共感を覚える。

Retro@Diary 〜Rev.B〜:”林檎の向こうは林檎であって欲しい“:7月18日

じゃあ、なぜウインドウズをインストールしたのか。

実は、アメリカのあるサイトにアクセスするのにウインドウズでしかアクセスできないためだ。特別なソフト(ウインドウズ版)も必要だ。

このたったひとつのサイトのために、ウインドウズと縁を切ることができない。

以前は Virtual PC を使っていたのだが、動きの鈍さに辟易(へきえき)した。

結局、ウインドウズマシンを使うハメになった。Mac mini とほぼ同じ大きさのマシンで数年前に買った。

ところがこれも具合が悪くなり、立ち上がらなくなって切羽(せっぱ)詰まっていたところだった。

すべてがマックで完結する世界は、筆者にとってはまだ遠い。

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