maclalalaweblog

2009年 9月 21日

maclalalaweblog について

Filed under: ブログ — shiro @ 20:28
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Apple Intel Wwdc2005

Together at Last. – WWDC 2005

初めてのブログが「maclalalaweblog」だ。

TypePad 上で 2005 年8月から1年10か月の間掲載した。

ひとりのマックユーザーの目を通して見たマックのクロニクルだ。ちょうどマックがインテルへと移行した時期と重なる。

このブログは事情があって休止した。

TypePad との契約終了とともに、その内容はネットから姿を消した。

初めてのブログであり、思い入れも大きかったので、当初の形の保全を試みた。

WordPress のこの同名のブログがそうだ。

一応テキスト本文は保全できたが、画像は消え、多くのリンク切れが生じた。

時間をみては少しずつ画像やリンク切れの修復を試みているが、ここに不完全な形ながらそのまま公開することとした。

     *     *     *

追記:消えた記事を読むには

maclalalaweblog というブログは消滅しても、その痕跡はネットに残っている。

グーグル検索はてなブックマークがそれだ。

クリックして読もうとしても本体が存在しないので「ページがみつかりません」という答えしか返ってこない。

そんなときは消えた記事のタイトルをここでブログ内検索していただくと読める。

2007年 7月 22日

ひとまずリセット・・・

Filed under: ブログ — shiro @ 12:24
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curtain-closed

休んでいる間にいろいろ考えた。

いつの間にやら翻訳サイトみたいな形になってしまったが、これは必ずしも本意ではない。

いまのやり方を一度リセットして、ブログのあり方を考え直してみたいと思う。

ということで、この機会に新しいブログを立ち上げることとした。

  → maclalala:藤シローのアップル・ウォッチング

これまで当ブログを支えてくださった多くの読者と、そちらでお会いできるとうれしいと思う。

     *     *     *

このブログは当面そのままにしておくつもりだ。いろいろ思い入れがあり、閉じてしまうのは忍びない。ただ、いつまで可能か分からないけれど・・・

6月21日に更新をストップしたあとも、毎日1000件以上のアクセスを頂いているようだ。問題の「転送量」はまだ10ギガバイトを超えている。読者のアクセス以外にも転送量が増加した原因があるのではないかと思うが、今となっては分からない。

ただ、筆者のようなシロウトが曲がりなりにも今日までブログを継続できたのは TypePad という優れたサービスのお蔭だ。この点はありがたく思っている。

     *     *     *

ともかく、これまでのご支援に心から感謝しつつ、1年10か月にわたる当ブログの幕を閉じることとしたい。

長い間ありがとうございました。

     *     *     *

参考:(2007年7月22日)

アクセス合計    1310038
1日平均アクセス     1868
ディスク使用容量  84メガバイト
データ転送量    14ギガバイト

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2007年 6月 21日

突然ですが・・・

Filed under: ブログ — shiro @ 09:20
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blind_blake_quit_me-1

困ったことが起きました

ブログを続けられなくなりそうだ。

当ブログが利用している TypePad から、つぎのような通知があった。

      *      *      *

突然の通知

「お客様の先月分ご利用の転送量につきまして、残念ながらご利用のアカウントで規定されております転送量を超えてご利用頂いている事が判明いたしました。・・・

規定の転送量を超えてご利用頂いた場合、転送量に見合ったプランへ移行をお願いしております。

つきましては、大変恐縮ではございますが、今月(2007年6月)も規定の転送量を超えてご利用頂いた場合には、転送量に見合ったプランへご変更頂くようお願い申し上げます。」

      *      *      *

転送量超過

突然「転送量超過」といわれても、何のことか分からずびっくりしたが、どうやらこういうことらしい。

当ブログは、TypePad の個人向け「Pro プラン」というサービスを受けている。

ディスク容量の利用限度が1ギガバイトで、ブログの数は無制限、月額の利用料金が 1260 円だ。個人向けでは一番高額のプランになる。

ブログを始めてから1年10か月足らずで利用したディスク容量は 88 メガバイト、すなわち利用限度の 8 %だ。

今まで知らなかったが、このサービスには「転送量制限」があって、1か月当たり10ギガバイトとなっている。

ところが、先月の「転送量」が 31.7 ギガバイトに達して、制限をオーバーしてしまったということらしい。

単純化していえば、1ギガバイトのバケツの底の方に一割足らずの水が溜まっている状態なのに、どういうわけか毎月バケツ31杯分(31ギガバイト)もの「転送量」が発生しているということになる。

      *      *      *

企業向けプロモーションプラン

したがって、「転送量に見合ったプラン」に移行しなければならないということらしい。

この「転送量」に見合ったプランとは、個人向けではなく(Pro 以上の個人向けはない)、企業向けの「プロモーションプラン」で、一番低額のものが「3か月4万円、年間12万円」(税別)だという。

・・・仰天して、ことばを失ってしまった。

      *      *      *

懲罰的料金設定

一個人が趣味でやっている当ブログは、自分で集めた海外のマックニュースのスクラップブックみたいなもので、それを公開しているに過ぎない。

ブログからは一銭の収入も得ていない。それどころか、Pro プラン利用料金を払い、いろいろ手間をかけていることを考えればずいぶん持ち出しになっている。(だから「趣味」?)

3か月4万円、年間12万円(税別)という料金は、当ブログにとっては壊滅的だ。

これではブログをやめろというのと同じで、懲罰的料金設定(Prohibitive Pricing)といわざるを得ない。

      *      *      *

転送量の不思議

それだけではない。

原因となった「転送量」というのが、どうもよく分からない。

1日に1回の更新が精いっぱいというささやかな個人のブログで、どうしてそんな膨大な転送量の超過が生じるのか、それがよく分からない。

TypePad に何度か尋ねてやっと分かったことは、「データ転送量とは、ブログが閲覧される、ファイルがダウンロードされるなどにより増加します。」ということだけだった。

どうやら、ブログを見てくださる読者が増えると転送量が増加し、また、誰かがファイルをダウンロードする(?)と、これまた転送量が増加するという仕組みになっているらしい。

      *      *      *

読者が増えると・・・

こんなささやかなブログでも、読者が増えると大変うれしい。

筆者と同じ関心を共有する読者がおられることの証しであり、それは何にも勝る喜びだ。

これまでは、読者が増えてアクセスが増えることを、ただ単純にありがたいと思い、感謝してきた。

まさか、転送量超過なるものが突如空から降ってくるとは考えてもみなかった。

読者が増えるから料金を上げるなんて、ブログというサービスの本質にも悖(もと)る気がする。

どこかで誰かがダウンロードしている(?)となると、いったい誰がそんなことをしているのか想像すらつかない。

読者が増えることは大変ありがたいが、しかしこちらが意図してそう出来る訳ではない。

どこかで誰かがダウンロードしているなんて、こちらの与り知らぬことだ。

こちらのコントロールの埒外(らちがい)にあることを理由に、懲罰的な料金を課するのはどう考えても納得出来ない。

      *      *      *

転送量とウェブビジネス

思いあぐねてブログの先達に尋ねてみた。

すると、この背景には「転送量とウェブビジネス」という大きな問題があるらしいということが分かってきた。

巨大な転送量を支える帯域の負担を誰がするかという問題で、余裕があれば企業側が肩代わりするが、そうでなければユーザーに課金してしまうということらしい。

ウェブビジネスの抱える構造的問題だということになると、これはもう一個人ユーザーが対処できる範囲をはるかに超えてしまう。

      *      *      *

気力が萎えた

筆者のようなシロウトでも、これまでなんとか投稿を続けられたのは TypePad という優れたサービスがあったからだ。

それに、アクセス累計が100万を超えるまで支えてくださったありがたい読者には、どれだけ感謝しても感謝しきれない。

iPhone の発売まで10日を切ってしまったいま、アップルファンにとってたのしい話題がネットに溢れている。

早起きして海外ニュースをチェックするクセは今でも続いているが、それをブログで紹介する意欲はどこかへ飛んでしまった。

ブログを更新する気力が萎えてしまっている。

どうしていいのか分からず、なにも手につかない。

・・・もし、筆者と同じような体験をされた方がおられたら、あるいはこういう事情に詳しい方がおられたら、アドバイスを頂けるとありがたいと思います。

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追記:(6月23日)

この数日、書き込まれたコメントやいろいろなサイトを見ながら過ごしている。

心を寄せていただいた方々への感謝の気持ちでいっぱいだ。

こんなに反響があるとは思わず、いささか戸惑い気味ですらある。

ひとつひとつのコメントにご返事できずにいる失礼をお詫びするため、現在の気持ちの一端を述べさせていただければと思う。

      *      *      *

今回のことは、テクニカルなことが分からない筆者の途方にくれた気持ちを綴ったことから始まった。

たくさんのコメントは予期せぬことで、正直いって驚き、そして感謝した。

過去にコメントをくださった方だけでなく、筆者がお手本にしている錚々たるブロガーや、初めてコメントしていただいた方など、その励ましとアドバイスはとてもうれしく、勇気づけられた。

      *      *      *

数ある人気ブログと違って、筆者の場合は終始マックに向かうだけの孤独な作業だ。まさに引き篭り症候群そのものだ。

自分のカンだけを頼りに、海外サイトから興味深い記事をみつけは、せいぜい一日ひとつという具合にブログで紹介してきた。

読者の反応は、こちらには皆目見当がつかない。限られたコメントとアクセス数だけで読者の気持ちを想像するのはとても難しい。

今回、無言だけれど、筆者と関心を共有してくださるこれほど多くの読者がネットの向こう側におられると知って、そのきっかけが何だったにせよ、泣きたくなるほどうれしかった。

いただいたコメントやアドバイスは、ひとつひとつ噛み締めながら読んでいる。

      *      *      *

ご自身がスーパーブロガーでもある「はてな」の近藤社長からのコメントには心底びっくりした。

筆者のような駆け出しのブロガーにとっては、まさに雲の上の存在。見ず知らずの初心者に暖かいことばを掛けていただいて感激この上もない。

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TypePad からも、コメントとメールをいただいて感謝している。

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ただ、今回のことをきっかけに自分の気持ちの奥深いところで何かが変化したような気がしている。

このあとどうしたらいいものか、心を決めかねている。

少しお休みをいただいて考えてみたい。

マックという小さな箱に閉じ込められていた自分を、暫しの間、解放してやりたいと思う。

クヌギの大木を触りに行ったり、東京を離れてみようかとも考えている。

ブログを始める前の、一読者だった自分に戻ってみたい。

そして、どんな形であれ、近々またお目にかかれるようになることを心から念じている。

これまで支えていただいた多くの方々に、改めて心から感謝申し上げる。

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2007年 5月 28日

Happy Birthday!

Filed under: ブログ — shiro @ 20:59
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lily

今日はウチの奥さんの誕生日!

このブログを続けられるのも、すべては奥さんのお陰。

患って以来、奥さんの厳重な監視下にある。

奥さんの目から見ると、バーチャルな世界でショーもないことをやってるコンピュータなんてとても理解に苦しむ。

帰宅しても、コンピュータの前を離れないダンナは救いようがない。それでなくても引き蘢り症候群だというのに・・・

彼女が愛でるのはバーチャルではなくリアルな世界。花を育て、絵を描き、俳句を詠んで、お料理を作る。

上の絵は、ウチの奥さんが描いたユリのデッサン。

ダンナが意気沮喪していると、近くの公園に引っ張り出して、クヌギの大木に触ったり、そばに寝転んだり・・・

今日一番うれしかったプレゼントは、娘が電話口で歌ってくれたハッピーバースディだという。母娘の絆はいくつになっても特別らしい。

奥さん、これからもどうぞヨロシク!

HAPPY BIRTHDAY TO YOU!

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2007年 1月 21日

サヨナラの代償

Filed under: ブログ — shiro @ 22:12
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black_lady

[Black Lady – Václav Širc]

愛する者ほど別れの代償は大きい。

とうとう黒いレディに別れを告げなくてはならなくなった。

     *      *      *

・・・と気取ってみたいところだが、要は古くなったマックを捨てろと迫られたのだ。

筆者にとっては Black Lady でも、家族の目から見れば古くなったテレビと一緒だ。

performa5420

[Performa 5420]

マックでテレビが見れるなんて、なんと先進的なのだろう。それが黒の Performa 5420 だった。

ハードディスクの換装はもちろん、CPU カードを G3 に替え、イーサネットカードも装着してインターネットもすいすいできた。

初代 iMac を買ったころから、ほとんど使わなくなった。

使わずに置いてあるだけのガラクタに、とうとう家族が堪忍袋の緒を切らした。

年末の大掃除のとき、といってもマックワールド直前で掃除を手伝うどころではなかったけれど、なんとかしなければ自分の存在すら危うくなる、そんな危機的状況に追い込まれてついに決心した。

     *      *      *

区役所に家電製品など粗大ゴミ回収の電話をした。 500 円で持っていってもらうつもりだった。

しかしそうは問屋が下ろさない。コンピュータは製造メーカー以外は廃棄できないのだそうだ。

そのままアップルの回収センターに回された。

本体だけなら 3500 円、Performa みたいな一体型は 4200 円で使用済みの「排出パソコン」として回収するのだという。

今やタダでは捨てられない。切り刻んで捨てる訳にもいかない。

まず、カネを振り込むのが先で、それからやっと郵便局が引き取りにくる。

愛しのブラックレディとは 4200 円で別れをつげた。

     *      *      *

ところがこれは皮切りに過ぎないのだ。

se30

[Macintosh SE/30]

引き続いて、Macintosh SE/30、Macintosh IIci、PowerBook Duo 270c、Macintosh G3 DT(ベージュ)、iMac G3・・・とまだまだ続く。なかには、中味を取り出して空になった Macintosh LC(ピザボックス)もある。(初代 Macintosh 128K は親戚にあげたら捨てられてしまった。)

どれも思い出と愛着がいっぱい詰まったものばかり・・・

ウジウジと思い切ることができず手元に置いたばっかりに罰を受けることとなった。

いずれも手切れ金を持たせて見送らなければならない。

いつまでも捨てないからだ、と家族の目は冷たい。

     *      *      *

マッキントッシュが登場した頃の新聞雑誌の切り抜き、ユーザークラブ(MUG)のニュースレター、Macworld や MacUser の創刊号を含む雑誌のいろいろ、1984 年のコマーシャルを収めたビデオテープ、128K マック付属のシステムディスクをはじめとするたくさんのフロッピー、ZIP ドライブ他の周辺機器、各種接続コードの数々・・・これらとすっかり別れを告げるのは大変だ。

つくづくマイクロソフトの MacBU が羨ましいと思う。いろいろなマックが古いものまで動いていて、まるでマックの博物館だ。

こんな博物館がどこかにあれば寄贈するのに・・・

今や本家のアップルでも、古いモノは鼻にも引っかけない。

サヨナラの代償は大きい。

     *      *      *

後記(1月27日)

classic_ii_bar

[Classic II Bar]

つくづくマック好きにはすごいひとがいるものだと思った。これはもう私設のマック博物館だ。

Chip Chick:”One Fanboy’s Ultimate Apple Collection with 74 Macs and a Mac Bar“:1月25日

     *      *      *

ミズーリ州セントルイスの Jeremy Mehrle のコンピュータコレクションにはどんなマック好きでもヨダレを垂らすだろう。地下室には74台のマックが展示され、そのうち30台はクラシックバーに鎮座まします。全体では、18種類の CRT iMac、Next Cube、Apple II が4台、それに20周年記念モデルだ。写真は flickr で見れる。(出典:MacLife Magazine 2007 年2月号)

line_of_macs

[Line of Macs]

Jeremy Mehrle of St. Louis, Missouri has a computer collection that would have most Mac aficionados drooling uncontrollably. His basement has 74 Macs on display, with 30 of them situated at his Classic bar. Overall, his collection contains 18 different CRT based iMacs, a Next Cube, four different Apple II computers, and a 20th a Anniversary Mac. Check out flickr for more photos. (Source: MacLife Magazine, February ‘07)

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まったくスゴい。筆者なぞ足下にも及ばない。

こんなスペースがあったら、自分だって家の中に(微々たる数だけれど)マックコーナーを作りたいと思う。日本の住宅事情では夢のまた夢だけれど・・・

羨ましくて涙がでた。

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2006年 12月 1日

センチメンタルジャーニー

Filed under: ブログ,旅行 — shiro @ 23:03
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satsuma_hanto2
[薩摩半島]

鹿児島の薩摩半島を海岸沿いに走ってきた。

指宿(いぶすき)からさらに南下し、山川、頴娃(えい)、枕崎と海岸に沿って国道226号線を走る。

Kaimon_dake

[開聞岳]

薩摩富士の異名をもつ開聞岳(かいもんだけ)の姿はどこからでも見える。

神風特攻隊の少年飛行士は、開聞岳を二周して日本に別れを告げ、南の海に散った。

      *      *      *

その後がスゴかった。

Noma_daka

[野間岳]

野間岳(のまだけ)をまいて笠沙(かささ)にはいる。さして高くはないが姿形の美しい山だ。

右は高い山、左は眼下の海だ。バスがやっと通れる曲がりくねった道を、木々に触れんばかりに進む。

釣り人以外は滅多に来ない道だという。

海に出て陸地が見えなくなっても、右に開聞岳、左に野間岳を見てその間に向かえば必ず陸地に着くといわれた。台風もこの方角からやってくる。

人間魚雷の秘密基地、島津の密貿易港、鑑真和上がやっと辿り着いた秋目(あきめ)の湊、みなこのあたりだ。

バスに酔ったのは久しぶりだった。

      *      *      *

指宿温泉での同窓会には、全国から80人も集まった。

会が始まってしばらくすると、紳士・淑女の顔に、昔のやんちゃな少年や可愛い少女の顔が重なってくるのだから不思議。

ここでも活躍するのは女性たち。薩摩の「よかおごじょ」だ。

男尊女卑で知られる鹿児島だが、家庭の中で実権を握っているのは女性だということは、鹿児島のひとなら誰でも知っている公然の秘密。

Kirishima

[霧島]

昔にタイムスリップして、まさにセンチメンタルジャーニーだった。

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マックとも、インターネットとも無縁の数日間だった。

そして・・・

また、表情のない都会の顔に戻って電車に乗っている。

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2006年 8月 20日

一年経って・・・

Filed under: ブログ — shiro @ 17:41
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San_Francisco_Rain

[San Francisco Rain | Thomas Hawk]

一年前の今日、初めてブログに投稿した。たったの三行だった。

何事にも飽きっぽい自分がここまで続くとは夢にも思わなかった。

平均すると一日のアクセスが千を超えるようになった。書いている本人と友人ひとりが読者だった初めの数か月を思うと感無量だ。

当ブログを読んでくださった多くの方々に心からお礼申し上げる。

大半の方は Apple-Style、@Yumeya、Macin’ Blog などを経由して来ていただいた。これらのブログにも併せてお礼申し上げる。

      *      *      *

ブログを始めた直接のきっかけは、昨年6月のインテル移行宣言だ。

晴天の霹靂(へきれき)、寝耳に水で、心底ぶったまげた。

悪の帝国呼ばわりしていたインテルのチップをマックが使うなんて・・・

ショックだったのは、それまで愛読していたマックの雑誌にしろ、インターネットのマック系サイトにしろ、これっぽっちもそんなことに触れていなかったことだ。

こんな大転換が一夜にして起きる筈がない。きっとなにか見落としたことがあるに違いない。そう思って改めて見直してみると、ネットのそこここに予兆らしきものが見てとれる。

マックユーザー向けの記事を鵜呑みにしているだけではダメだ。自分で探さなければいけない、と痛感した。

創刊号以来愛読してきたマックパワーが変貌してしまったことも一因だ。

      *      *      *

もともと記事を切り抜いてはスクラップするのが趣味だった。というか、切り抜きの氾濫で家族の顰蹙(ひんしゅく)を買っていたという方が正確か・・・

大病を患ったこともあって、長年来の切り抜きを処分させられた。古びた紙くずと自分の健康のどちらが大切か、という訳だ。

でも悪いクセはなかなか直らない。

今度はデジタルのスクラップを始めた。

コンピュータの中だけの話だから場所もとらず、家族の不興を買うこともない。

おもしろい記事を見つけてはせっせと溜め込み始めた。

こんなにおもしろい記事がたくさんあるのに、どうしてマックメディアでは取り上げてくれないのだろう。そんな不満がつのってきた。

そんな思いを綴ってみようと思ったのが、ブログを始めた理由だった。

当初は感想が中心だったが、いつの間にやら現在のスタイルになった。

素人の舌足らずの感想より、おもしろい記事をそのまま紹介する方がよっぽど意味があると思うようになった。

      *      *      *

切り抜きの仕方も変わってきた。

ブログがスクラップブックとして使えることに気付いたからだ。

テキストも画像もワープロにそっくりそのままコピーして溜めたスクラップは、数年もすると万を超えてしまう。こうなると目的のコピーを探すだけでも大変だ。

探し出しても、長い記事になるとどこがおもしろかったのか再度読まねばならず、これまたやっかいだ。

ブログに掲載した記事なら、おもしろかった部分は抜き出してあるし、訳もついている。関係記事へのリンクも張ってあるので、読み返すときも便利だ。

おまけに、どこからでもアクセスできる。

こうして、読者には申し訳ないけれどブログが自分のスクラップブックの役割も果たすようになった。

とはいっても、記事になったのはほんの一部なので、別途投稿しなかった記事についても簡単なコメントとリンク先を付してプライベートブログを立ち上げている。

      *      *      *

ブログを始めたことで、日本のマック系ブログの素晴らしさを知ったことは大きな収穫だった。それぞれが個性的で、毎日の巡回がとても楽しい。

商業的マックサイトなら、掲載記事を紹介するブログもたくさんある。しかし、個人のブログとなると話は別だ。(もちろん Apple-Style や @Yumeya は別格だけれど・・・)

個人ブログの記事で筆者がおもしろいと思ったものを、「先週のブログから」と称して追っかけたことがある。しかし、楽しい記事が多すぎて、どんどん拡大・拡散し、とうとう筆者の能力をオーバーフロウしてしまった。

そのほか、ポッドキャストや YouTube などの動画も、ブログを始めた頃はこれほど盛んではなかった。こうしてますます興味が拡散する。

      *      *      *

予期しないこともあった。

世界的ブロガー Dan Gillmor に会えたこともそうだ。

真摯な人柄とともに、今でも覚えていることばがある。「トップ・テンよりボトム・テンミリオンにポテンシャルがある」と。読者のいないブログをこれほど勇気づけてくれたことばはない。

      *      *      *

実は、迷っている。

今月の WWDC で、マックのインテル移行が完了したことにより、このブログを始めた主たる目的も完了した。

このあとどうするか気持ちが揺れている。

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2006年 6月 17日

明暗くっきり

Filed under: ブログ — shiro @ 11:48
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countryside01

九州を半周してきた。

東京から飛べばひとっ飛びの距離だが、汽車で動くと違う景色が見える。

心に重いものがあって、なかなかマックに心が向かない。

      *      *      *

退職校長会という親睦団体がある。県下で退職された小中高の校長先生という名士の集まりだ。

その八割が、退職された地ではなく、県庁所在市に移って老後を過ごされるという。

老後の大問題である医療について、大きな病院が都市部に集中していることもある。

また、生活の足である地方路線バスが不採算ということでどんどん縮小されたり廃止されているのも原因だ。

車を持ち、運転できるひとはいい。

しかし70才をこえると、運転も大事(おおごと)になる。運転ができなくなったらどうしようかと考える。

老後を考えて、都市部に移り住むのだという。

      *      *      *

繁華街が変貌している。

映画をみて、食事をし、買い物をするのが楽しみだった。繁華街にいくとその全部ができた。

再び訪れた繁華街には、昔からの老舗が二軒しか残っていなかった。一等地に百円ショップができていたのには唖然とした。

最後の映画館も閉館間近で、あとには場外馬券場の進出が噂されているという。

新幹線が開通し、駅周辺に大きなショッピングセンターができる。ブランドショップやシネコンまで備えた大きなものだ。若い人を中心に客がそちらに群がる。

他の都市では田んぼの真ん中に広大なスーパーが進出する。駐車場を備えた新しい店舗にお客が流れる。その分昔からの繁華街はひとが減る。

新しい店が増える。プレーヤーが代わる。街の有り様が変わる。

日の当たる部分と当たらない部分がはっきりしてくる。

      *      *      *

sunrise

すばらしい海岸リゾートがある。全天候プールやゴルフ場、ホテルを備えた日本でも有数の規模だ。太平洋から昇る朝日は素晴らしい。

第三セクターの運営がつまづき、外資ファンドに安く買い叩かれて外国資本の経営に移った。

空港からの便が悪くてタクシーしか使えない。たいした距離でもないのに5千円弱もする。

アジアを中心に外国の客が来る別世界になってしまった。

地元としては釈然としない思いもあるようだが、仕方ないという。

寿(ことぶき)列車で新婚さんが大挙訪れたのも昔、新婚旅行は外国が一般的になった。

全国的にも有名だった老舗のバス会社が会社更生法の適用を受けている。プレーヤーが代わってしまった。

日の当たるところと日の当たらないところがくっきり染め上げられる。

      *      *      *

mansions

その結果なにが起きるか。

気がつくと10階未満の低層マンションがそこら中に出来ている。賃貸アパートらしきものも多い。

ひとが移り住む結果、マンションやアパートが増えるのだ。

産業が興り、経済が発展してひとを吸い寄せるのではない。郡部や離島、田舎に住めなくなって都市部にひとが吸い寄せられるのだ。

医療、交通といった当然の所与(しょよ)が、ペイするかどうかという採算性で判断されるようになって、耐えられるものと耐えられないものに峻別(しゅんべつ)されるようになった。

もはや自然ですら所与ではないように思える。

ひとの住まなくなった自然は、ひとと共存する自然ではなく、放置された自然だ。

日の当たる部分と日の当たらない部分に隅々まで峻別されるようになった。

      *      *      *

countryside02

退職したら田舎に戻って、自然の中で畑を耕し、悠々自適の生活をしたい。筆者を含め地方から来ているものの夢だ。

今ならまだ可能かもしれない。

五年後、あるいは十年後はどうか。運転もできなくなり、バスもなくなって、病院に通うにはどうするか。その時点で、またどこかへ移り住むのか。

自分の心の中にあった故郷が、現実に訪れてみると大きく変貌している。心の故郷、田舎が壊れはじめている。

ひとつの県の現象というには止まらないのかもしれない。日本全国という規模で考えたらどうだろうか。

東京には沢山のものが集中しすぎてなかなか見えないが、東京を明暗に染め分ける作業も着実に進んでいるのではないか。日の当たる場所と日の当たらない場所がくっきりと染め分けられてきているのではないか。

拭いきれない重いものが心に残る。

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2006年 6月 4日

June Bride

Filed under: ブログ — shiro @ 20:56
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hanayome

娘が嫁いだ。

とても感受性が強く、優しい子だ。

アメリカに着いて間もなく、新学期が始まるまでサマーキャンプに行かせた。

小学校に上がる前で、自分の名前をローマ字で書くのが精一杯。英語はなんにも分からない。

指導員に腕をとられ、いつまでも振り返っていた不安そうな眼差しが忘れられない。

小学生のときマックペイントで描いた花嫁がある。

junebride

いま、自分がその姿になっている。

白無垢の花嫁衣装が緑に映える。

その瞳は未来を見つめて明るく、一片の不安もない。

幸多かれと祈る。

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2006年 4月 16日

福を授ける神 Apple-Style

Filed under: ブログ — shiro @ 13:35
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apple-style

最初はなにが起きたのか分からなかった。

なにやら凄い数のアクセス・・・

生まれて初めてプログを立ち上げてみたが、誰ひとり訪れるものとてなく、裏通りの雑貨屋よろしく冷やかしの客すらないという状態だった。

マック好きというだけのど素人。名前も知られていなければ、書くことに権威がある訳でもない。

どう見ても、アクセス解析の数字は自分がアクセスした分だけだ。

独り書いては独りで読む状態に堪えられなくなって検索もしてみたが、サイトの名前はおろか記事も何もひっかからない。

ずいぶんいろんな検索エンジンを試した。Google はもちろん、Yahoo!、A9、Ask Jeeves、AOL Search、Comcast Find It、My Way、OCN 検索、livedoor サーチなどなど。

一般検索の他にプログの検索エンジンも試した。Google Blog Search、Yahoo! ブログ検索、Technorati、IceRocket blog search、LOVELOG 検索などだ。

ありとあらゆる検索エンジンを試しても、見事なほど何もひっかからない。ロングテールの先の先は、陰も形も見えないのだ。

諦めのその果ては、自分で書いては読むのも自分だけという日々だった。

・・・そこへどっとお客さんだ。千人を超えるお客さんで、これがほんとの雑貨屋なら足の踏み場もないところ。

まさに干天の慈雨、いや砂漠でほとんど干涸びかけていたサボテンにバケツでザアザアと水をかけてもらった感じだ。

これを天から授かった福といわずして何といおう・・・

アクセス解析を覗いて見ると、「Apple-Style」というサイトからのものだった。

それが Apple-Style との初めての出会いだった。

彼(か)の有名なるスーパーサイトの名前すら知らなかったのだからマックユーザーとしてはもぐりもいいところだった。

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もちろん「Applele 新種林檎研究所」については知っていた。それも、ずっと前から・・・

マックユーザーであのドリームデザインを知らないひとはいないだろう。

スーパーリアルなカッコいいデザインは一度見たら忘れない。こんなマックがあったらいいなあという世界のマックファンの夢を形にする素晴らしいデザインだ。

desktop_060214
最近の傑作:Desktop PC 060214

最近の傑作は「Desktop PC 060214」だ。iPod ともドッキングしたこんな素敵なメディアステーションがアップルから出たら、是が非でも欲しいところだ。

どの画像にも、必ずモデル番号と作成年、それに「Isamu Sanada」のサインがはいっている。

The Apple Collection や Spymac Galleries(最近趣きが変わった)などと並んで、マックファンに欠かせないサイトが「Applele 新種林檎研究所」(Applele.com)だ。

Applele 新種林檎研究所所長の真田勇氏のもうひとつの顔が「Apple-Style」と知ったのは、自分でブログをやるようになってからだった。

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Apple-Style で紹介されると、アクセス数が跳ね上がる。それも生半可な数ではなく、一桁も二桁も違うのだ。

いくつものブログサイトが感謝を込めて書いている。(ここここここ、そしてここ

錚々(そうそう)たるマックブロガーですら、Apple-Style で取り上げてもらうとアクセスが急増する。(ここここここ、そしてここ

これこそ、ブロガーに福を授けてくださる存在でなくて何だろう!

親しみを込めて「所長さん」と呼ばれているが、Apple-Style の威力たるやもの凄い。

access1218454

Apple-Style サイトを一番下までスクロールすると、ひっそりとアクセスカウンタが表示されている。

その数は 1218454 だ。なんと 121 万を超えている。しかも、そのカウンタは2005年3月4日でストップしている。1年前でこの数値なら、今日現在はその何層倍になっているのだろうか。

まさにスーパーサイトの名に恥じない。いや、モンスターサイトと呼ぶべきか・・・

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しかし、Apple-Style に取り上げられてアクセスが急増したからといって、有頂天になってはいけない。

これはあくまで一時的現象、瞬間風速にすぎないからだ。

うなぎ登りだったアクセスも、いったん峠を越えると、またもとのレベルに戻ってしまう。

どっと来た客は、またサーッと退いていく。まさに一過性なのだ。

しかし、一度禁断の木の実を食べたブロガーは、なんとしてもまたあの至福の雨を求めて止まないのだ。

なんとかまた取り上げていただくべくなけなしの知恵を絞るのだが、神さまはちゃーんとお見通しだ。そう簡単にはお眼鏡に叶わない。

そもそも、神さまはどうやって自分のようなマイナーなブログをピックアップされたのだろうか。

もう一度よく見てみると、

「意外性に満ちたBlogリンクサイト」にようこそ。Apple-Styleの「シヤッフル機能?」が、「次にリンクされるBlogがわからない」楽しさで、あなたの毎日に新風を吹き込みます。Apple-Styleが繰り出すランダムなBlogリンクに身をまかせて、Blogの楽しさを堪能してください。^_^

ということになっている。シャッフルという偶然が神の御心なのだと・・・

いやあ、神さまのお眼鏡に叶うのはむつかしい。

こうして、粛々(しゅくしゅく)と努力して、いつか神さまが微笑んでくださるのを待つことになる。

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もうひとつ重要なことだが、Apple-Style はブログの世界を広げてもくださるのだ。

そこで紹介されたサイトに飛んで、一週間分ほど目を通す。おもしろかったらブックマークに加え、以後定期的に巡回することになる。

こうして、ブログサイトに疎かった筆者の世界が少しずつ広がった。Apple-Style はマック世界へのガイドでもあるのだ。

おかげで筆者のブックマーク(お気に入り)はマックサイトのリストで溢れるほどになっている。

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神さまの為せる技とはいえ、いったいどうやってあれほど沢山のサイトを見ておられるのか不思議だ。

最近取り上げていただいたものに、「先週ブログから」というリストがある。単にリンク先の羅列にすぎないので、とても驚き、そして感謝した。

こんなものまで目を通しておられるのか、という驚きだった。

そして、多分、人目につかないことでも何らかの意義を認めて励ましてくださったのだろうと感謝した。

こんな個人的営為(えいい)にも目を懸けてくださるところは神さまだなあと・・・

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筆者のような駆け出しの新人ブロガーは知らなかったが、Apple-Style はそんな昔からあったわけではないようだ。

anniversary

林囓(リンカジ)氏の記事で、この3月4日で一周年を迎えられたことを知った。

林囓(リンカジ):”Apple-Style1周年“:3月5日

この間毎日のようにマックの楽しいブログサイトを紹介し続けたというのだから驚きだ。休んだのがたった一日というのはもうヒトの力を超えている。

そんなサイトの恩恵に与ることができるのは、新人ブロガーにとってこの上もない幸せだ。

どうかお体に気をつけて、これからも楽しいお話しを紹介し続けてくださるようお祈りいたします。

そして出来ますれば、当ブログにもほんの少し福をお授けくださいますように・・・

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訂正:(4月17日午前6時半)

アクセスカウンタは動いていた!

今朝見たら 1222365 だった。あまりに数字が大きすぎて、止まっているように錯覚してしまった。

2005年3月4日という日付は、サイトを開始されたときだと思う。開始一周年に触れておきながら迂闊(うかつ)なことだった。

誤りをお詫びし、謹んで訂正させていただきます。

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