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2007年 6月 21日

突然ですが・・・

Filed under: ブログ — shiro @ 09:20
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困ったことが起きました

ブログを続けられなくなりそうだ。

当ブログが利用している TypePad から、つぎのような通知があった。

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突然の通知

「お客様の先月分ご利用の転送量につきまして、残念ながらご利用のアカウントで規定されております転送量を超えてご利用頂いている事が判明いたしました。・・・

規定の転送量を超えてご利用頂いた場合、転送量に見合ったプランへ移行をお願いしております。

つきましては、大変恐縮ではございますが、今月(2007年6月)も規定の転送量を超えてご利用頂いた場合には、転送量に見合ったプランへご変更頂くようお願い申し上げます。」

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転送量超過

突然「転送量超過」といわれても、何のことか分からずびっくりしたが、どうやらこういうことらしい。

当ブログは、TypePad の個人向け「Pro プラン」というサービスを受けている。

ディスク容量の利用限度が1ギガバイトで、ブログの数は無制限、月額の利用料金が 1260 円だ。個人向けでは一番高額のプランになる。

ブログを始めてから1年10か月足らずで利用したディスク容量は 88 メガバイト、すなわち利用限度の 8 %だ。

今まで知らなかったが、このサービスには「転送量制限」があって、1か月当たり10ギガバイトとなっている。

ところが、先月の「転送量」が 31.7 ギガバイトに達して、制限をオーバーしてしまったということらしい。

単純化していえば、1ギガバイトのバケツの底の方に一割足らずの水が溜まっている状態なのに、どういうわけか毎月バケツ31杯分(31ギガバイト)もの「転送量」が発生しているということになる。

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企業向けプロモーションプラン

したがって、「転送量に見合ったプラン」に移行しなければならないということらしい。

この「転送量」に見合ったプランとは、個人向けではなく(Pro 以上の個人向けはない)、企業向けの「プロモーションプラン」で、一番低額のものが「3か月4万円、年間12万円」(税別)だという。

・・・仰天して、ことばを失ってしまった。

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懲罰的料金設定

一個人が趣味でやっている当ブログは、自分で集めた海外のマックニュースのスクラップブックみたいなもので、それを公開しているに過ぎない。

ブログからは一銭の収入も得ていない。それどころか、Pro プラン利用料金を払い、いろいろ手間をかけていることを考えればずいぶん持ち出しになっている。(だから「趣味」?)

3か月4万円、年間12万円(税別)という料金は、当ブログにとっては壊滅的だ。

これではブログをやめろというのと同じで、懲罰的料金設定(Prohibitive Pricing)といわざるを得ない。

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転送量の不思議

それだけではない。

原因となった「転送量」というのが、どうもよく分からない。

1日に1回の更新が精いっぱいというささやかな個人のブログで、どうしてそんな膨大な転送量の超過が生じるのか、それがよく分からない。

TypePad に何度か尋ねてやっと分かったことは、「データ転送量とは、ブログが閲覧される、ファイルがダウンロードされるなどにより増加します。」ということだけだった。

どうやら、ブログを見てくださる読者が増えると転送量が増加し、また、誰かがファイルをダウンロードする(?)と、これまた転送量が増加するという仕組みになっているらしい。

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読者が増えると・・・

こんなささやかなブログでも、読者が増えると大変うれしい。

筆者と同じ関心を共有する読者がおられることの証しであり、それは何にも勝る喜びだ。

これまでは、読者が増えてアクセスが増えることを、ただ単純にありがたいと思い、感謝してきた。

まさか、転送量超過なるものが突如空から降ってくるとは考えてもみなかった。

読者が増えるから料金を上げるなんて、ブログというサービスの本質にも悖(もと)る気がする。

どこかで誰かがダウンロードしている(?)となると、いったい誰がそんなことをしているのか想像すらつかない。

読者が増えることは大変ありがたいが、しかしこちらが意図してそう出来る訳ではない。

どこかで誰かがダウンロードしているなんて、こちらの与り知らぬことだ。

こちらのコントロールの埒外(らちがい)にあることを理由に、懲罰的な料金を課するのはどう考えても納得出来ない。

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転送量とウェブビジネス

思いあぐねてブログの先達に尋ねてみた。

すると、この背景には「転送量とウェブビジネス」という大きな問題があるらしいということが分かってきた。

巨大な転送量を支える帯域の負担を誰がするかという問題で、余裕があれば企業側が肩代わりするが、そうでなければユーザーに課金してしまうということらしい。

ウェブビジネスの抱える構造的問題だということになると、これはもう一個人ユーザーが対処できる範囲をはるかに超えてしまう。

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気力が萎えた

筆者のようなシロウトでも、これまでなんとか投稿を続けられたのは TypePad という優れたサービスがあったからだ。

それに、アクセス累計が100万を超えるまで支えてくださったありがたい読者には、どれだけ感謝しても感謝しきれない。

iPhone の発売まで10日を切ってしまったいま、アップルファンにとってたのしい話題がネットに溢れている。

早起きして海外ニュースをチェックするクセは今でも続いているが、それをブログで紹介する意欲はどこかへ飛んでしまった。

ブログを更新する気力が萎えてしまっている。

どうしていいのか分からず、なにも手につかない。

・・・もし、筆者と同じような体験をされた方がおられたら、あるいはこういう事情に詳しい方がおられたら、アドバイスを頂けるとありがたいと思います。

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追記:(6月23日)

この数日、書き込まれたコメントやいろいろなサイトを見ながら過ごしている。

心を寄せていただいた方々への感謝の気持ちでいっぱいだ。

こんなに反響があるとは思わず、いささか戸惑い気味ですらある。

ひとつひとつのコメントにご返事できずにいる失礼をお詫びするため、現在の気持ちの一端を述べさせていただければと思う。

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今回のことは、テクニカルなことが分からない筆者の途方にくれた気持ちを綴ったことから始まった。

たくさんのコメントは予期せぬことで、正直いって驚き、そして感謝した。

過去にコメントをくださった方だけでなく、筆者がお手本にしている錚々たるブロガーや、初めてコメントしていただいた方など、その励ましとアドバイスはとてもうれしく、勇気づけられた。

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数ある人気ブログと違って、筆者の場合は終始マックに向かうだけの孤独な作業だ。まさに引き篭り症候群そのものだ。

自分のカンだけを頼りに、海外サイトから興味深い記事をみつけは、せいぜい一日ひとつという具合にブログで紹介してきた。

読者の反応は、こちらには皆目見当がつかない。限られたコメントとアクセス数だけで読者の気持ちを想像するのはとても難しい。

今回、無言だけれど、筆者と関心を共有してくださるこれほど多くの読者がネットの向こう側におられると知って、そのきっかけが何だったにせよ、泣きたくなるほどうれしかった。

いただいたコメントやアドバイスは、ひとつひとつ噛み締めながら読んでいる。

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ご自身がスーパーブロガーでもある「はてな」の近藤社長からのコメントには心底びっくりした。

筆者のような駆け出しのブロガーにとっては、まさに雲の上の存在。見ず知らずの初心者に暖かいことばを掛けていただいて感激この上もない。

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TypePad からも、コメントとメールをいただいて感謝している。

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ただ、今回のことをきっかけに自分の気持ちの奥深いところで何かが変化したような気がしている。

このあとどうしたらいいものか、心を決めかねている。

少しお休みをいただいて考えてみたい。

マックという小さな箱に閉じ込められていた自分を、暫しの間、解放してやりたいと思う。

クヌギの大木を触りに行ったり、東京を離れてみようかとも考えている。

ブログを始める前の、一読者だった自分に戻ってみたい。

そして、どんな形であれ、近々またお目にかかれるようになることを心から念じている。

これまで支えていただいた多くの方々に、改めて心から感謝申し上げる。

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