maclalalaweblog

2007年 5月 30日

大型モニターが3台も必要なわけ:Joy of Tech

Filed under: その他,映像 — shiro @ 12:10

3Displays

[The Joy of Tech]

元副大統領の書斎の写真はみんなを魅了した。30インチモニターが3台もあったからだ。

そんな大きなモニターが必要な理由を Nitrozac & Snaggy が推測している。

The Joy of Tech:”Reasons why Al Gore needs three 30″ monitors…“:5月23日

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Al Gore が30インチモニターを3台も必要とする理由:

Reasons why Al Gore needs three 30″ monitors…

1)異次元宇宙へのゲートウェイを開くため。その宇宙では 2000 年の大統領選挙で別の Al Gore が当選している。

He is attempting to open a dimensional gateway to the other Universe where his Al Gore double won the 2000 election.

Al Gore:「こちら〈地球〉。〈第2地球〉応答どうぞ。」

Al Gore: “This is Earth calling Earth II, come in please. Over.”

Invention

2)いろんなものを発明するのに、ひろいデスクトップが必要だからさ。

He likes lots of desktop space for inventing stuff.

Carbondioxide

3)自分の気候変動理論を証明するため、できるだけたくさんの炭酸ガスを排出しようとしているから・・・

He likes to produce as much carbon dioxide as possible in order to prove his climate change theories.

Centerfold

4)決まってるだろ、中央見開きページだよ!

Centerfolds, of course!

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なお、上に紹介した5月23日付けのものから日本語訳も登場している。power 氏が翻訳されたもので、日本語サイトはこちら。今後のご活躍をお祈りします。

なお、中国訳はこちらのサイトでどうぞ。[Via Utalam.wordpress.com]

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訂正(6月5日):

power 氏から「power’s cycle diary / イチハラヒロコさん」が翻訳者ではないとのご指摘をいただきました。

十分確かめずに書いてしまって、ご迷惑をおかけした方々には心からお詫びいたします。謹んで訂正させていただきました。

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2007年 5月 21日

Al Gore の巨大なコンピュータディスプレー

Filed under: ひと,映像 — shiro @ 06:03
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algore

[Time Magazine: Steve Pyke]

すごいインパクトだ。

TIME マガジンに載った Al Gore の書斎の写真。

アメリカの元副大統領で、アップル役員の Al Gore は、30インチの Apple Cinema HD ディスプレー3台に囲まれている。コンピュータ本体は見えないが何を使っているのだろうか。

もっと目を引くのは、書類が散乱する雑然たる周りの様子だ。

とてもインパクトの強い写真だ。

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2007年 5月 9日

こんな女性が音楽の世界にいるだろうか?

Filed under: アップル,映像 — shiro @ 18:14

Genius

[Get a Mac; Mac Genius]

アップルの新しい Get a Mac コマーシャルが追加された。

Mac Genius の女性が新しい登場人物だ。彼女の登場にいたく心を動かされたひとがいる。音楽ビジネスについて20年以上書き続けてきた Bob Lefsetz だ。

Lefsetz Letter:”Where Is This Woman In Music?” by Bob Lefsetz:5月8日

かつては、みんなが音楽に関心を持ち、音楽が文化を後押しした時代があった。時代が変わって、音楽よりルックスで売り込む時代になった、とBob Lefsetzは書き始める。

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音楽業界は、ろくに教育も受けていない、おバカで、ルックスだけを気にする、そんな女性のイメージに寄り掛かっている。たくさんの女性が楽器を演奏できるこの時代に、業界の連中はもっと尊敬できる、もっと知性のある、いささかなりとも彼女らに近いことができないのだろうか。

The music industry perpetuates the image of a female who’s uneducated, stupid and can only get by on her looks.  In an era when so many women play a musical instrument, couldn’t the acts be respectable, couldn’t they be intelligent, couldn’t they be a little more like THEM?

      *      *      *

かつての音楽に代わっておもしろいのがアップルだという。音楽に代わって、今やテクノロジーやアップルのニュースを夢中で追っかけている、と・・・

      *      *      *

今日、このコマーシャルを見つけた。

And today I found this spot…

つぎのアップルサイトに行って、「Genius」をクリックして欲しい。できるだけ大きな解像度で見るのだ。

Go to: Get a Mac Click on “Genius”.  Watch it at the resolution/size your bandwidth and screen can afford.

私はハイデフィニション(HD)モニターを持っているので、このコマーシャルを HD で見ることができる。ミュージックビデオはどうかって? 大きな回線容量が必要なので、まだそこまでマーケットが成熟していない。切手サイズの画像で我慢しなければならないのだ。じゃあ、カネを払って買うかって? ミュージックビデオなんか買おうというひとがいるだろうか。思春期前の、熱を上げている少年少女なら別だが、少なくとも私はそうじゃない。

I can watch it in HD!  Yup, I’ve got an HD monitor.  But can I watch expensive music videos in HD?  Oh, it takes up too much bandwidth, the market’s not that big.  I’m limited to postage stamps in so many cases.  Or else I have to BUY THEM!  Who wants to own a music video?  Someone prepubescent caught up in momentary mania, not me.

ともかく、このアップルの「Genius」コマーシャルをクリックして欲しい。

Anyway, fire up this Genius Apple ad.

一体[アップルは]どこでこんな女性を見つけたのだろう。彼女はもう女の子じゃない。20才以下でもない。30近くにすら見える。ゴテゴテ飾り立てているわけでもなければ、身体を露出して、性的魅力を見せているわけでもない。すべては彼女の内部の「知性」が問題なのだ。

Where did they get this woman?  Oh, she’s definitely not a girl.  She’s not under twenty, hell, she looks closer to thirty!  And she’s not all tarted up, showing her body, showing her sexuality.  It’s about her MIND!

コマーシャルに過ぎないことは分かっている。しかし、女の子が憧れるこんな「お手本」があるなんて素晴らしいことじゃないか。

Sure, it’s a commercial, but isn’t it great for girls to have a role model to ASPIRE TO!

女性はコンピュータの使い方を知らないとか、男性と比べて女性は技術のことが分からないとか・・・

Like no female knows how to use a computer.  Like no female knows as much about tech as a guy.

音楽業界はレコードを買ってくれる層のことをほとんど理解していない。今や若い女性なら誰でもコンピュータに通じているのに、音楽業界は、実際には存在しない、程度の低い層をターゲットにしている。「スマートなことはセクシーだ」という格言を聞いたことがないのだろうか。

The music industry is ignoring MUCH of its base (every young female is now computer literate), targeting a lowest common denominator that doesn’t exist.  Didn’t you ever hear the axiom that SMART IS SEXY!

レコードジャケットを飾る女たちにはほとんど知性のかけらもない。知性じゃレコードは売れないとレコード会社はいう。今やレコードはほとんど売れなくなっているというのに・・・

Those females who front albums, to a fault, almost none of them radiate any intelligence.  God, their handlers say that doesn’t sell records.  Then again, almost nothing is selling records anymore.

社会の変化には心を奪われる。いつも名前を耳にした連中が失敗者となる。これまで馴染んできた、すごいと思ってきたことに引きずられていると、クソみたいなものを呑み込まされることになる。ちょっとでもインターネットを見てごらん。いいもの、悪いものはすぐ分かる。批判的なサイトやメッセージボードを読むまでもない。アマゾンでレビューが読める。最早情報は秘密ではない。だれでも見れるのだ。だから情報が漏れると害も大きいのだ。噂は広まる。いいという噂が広まれば、みんなが興味を持ち、買いたいと思うのだ。

It’s fascinating to see society evolve and the usual suspects become flummoxed.  They want to push crap down our throats when we’re only interested in pulling what we’re addicted to, what we’ve decided is great.  Hell, you can go on the Web and almost instantly find out what is good and what is bad.  You can read the reviews on Amazon, never mind surf all the critical sites and message boards.  Information is no longer hidden, it’s in plain sight.  That’s why leaks only hurt shit.  Word spreads.  Whereas if something is good, people are still interested, many want to buy it.

消費者の力がこれほど強くなったことは未だかつてない。消費者を尊重すべきなのだ。彼を、そして彼女を。John Lennon が歌にしていた力を大衆が持ち始めたのだ。新しい時代の到来だ。

The consumer’s power has never been stronger.  Respect it.  And him.  And her.  The public now has the power that John Lennon was singing about, it’s a whole new era.

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そういえば、アメリカのミュージックビデオは、からだクネクネ、肌スケスケがトレードマークだ。

音楽ビジネスに携わっているひとの発言だと思うとなかなか興味深い。

何がクールかは、時代と知性が決める・・・

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2007年 4月 19日

Leopard が遅れる本当の理由:Joy of Tech

Filed under: その他,映像 — shiro @ 23:37

7Reasons

[The Joy of Tech]

Leopard 延期騒動はついに The Joy of Tech にまで及んだ。

いつもと作風が少し違うような感じもあるが、Nitrozac & Snaggy によると、Leopard が遅れる本当の原因はつぎのとおり。

The real reasons Mac OS X Leopard is late…

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Reason 01

1)Get a Mac コマーシャルにアップルの人手が割かれ過ぎているため・・・

Too many Apple resources are focused on producing new Get a Mac ads.

Jobs:OK、あと 7324 本のコマーシャルを撮れば終わりだ。

Jobs: OK People, we only have 7324 commercials left to film…

Reason 02

2)iPhone を買うためにアップルの従業員がアルバイトを始めたから・・・

Apple employees are now working second jobs so that they can afford an iPhone.

Jon Ive:フライをお付けしますか?

Jon Ive: Would you like fries with that?

Reason 03

3)Leopard は、月面着陸がウソだという陰謀説と同じくウソだから・・・

Leopard is a conspiracy on the scale of the fake Moon landings.

Reason 04

4)プログラマたちが例の iPhone で遊びほうけているから・・・

Programmers keep wasting their time playing with that damn iPhone!

Reason 05

5)Time Machine のボタンを誰かが押したので、Leopard のコードが全部6か月前のものに戻ってしまったから・・・

Someone keeps pressing the Time Machine button and all Leopard code reverts to that of six months ago.

Reason 06

6)アップルがドイツの戦車 Leopard のメーカー Krauss-Maffei Wegmann と著作権紛争になったため・・・

Apple is in a copyright dispute with Krauss-Maffei Wegmann, maker of the Leopard tank.

Reason 07

7)Vista なんて最低だ。だから急がなくてもいい・・・

Vista sucks, there’s no need to rush.

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なお、このイラストの中国語版もあるので、中国語の分かる方はどうぞ。

御本尊の Joy of Tech まで中国語になってしまっているが、ここここで英語版が見れる。

ブログに使われる言語は、1位:日本語、2位:英語、3位:中国語だそうだから、ここは日本語版も欲しいところ。

中国語に訳した Uta は韓国人のようにも思われるがどうだろうか・・・

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参考:

・The Joy of Tech:”The real reasons Mac OS X Leopard is late…

・Digg:”The real reason OS X Leopard is delayed…“:4月15日

・GIGAZINE:”Appleの「Mac OS X Leopard」が遅れている理由は?“:4月17日

・Uta’s Time:”JoyofTech Comic – Issue 948 (English, Traditional & Simplified Chinese version)“:4月18日

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追記(4月20日):

上記の中国語版を書いた Uta 氏からコメントをいただいた。

併せて、Uta 氏のブログで本稿を取り上げてくださった。

Uta’s Time:”Joy of Tech Comic featuring in Blog at Japan“:4月20日

Joy of Tech のコミックは日本語でも読めるようになった。maclalalaweblog に行ってごらん。クールだね。私のブログにも触れているよ。(下記参照)私が中国語のできる韓国人だと思われているらしいと、日本語の分かる友人が教えてくれた。おもしろいネ。たぶん私のブログのタイトルが韓国語だからだろう。韓国のものは大好きだけど、私は中国人だよ。 ^_^

Now, you can read Joy of Tech comic in Japanese as well. Visit maclalalawebblog. So cool ! My blog is mentioned as well (see below). My friend who knows Japanese told me that I was regarded as a Korean translator who do Chinese translation. LOL! Maybe it’s because of my Korean blog title. I love Korean stuff but I am a Chinese. ^_^

Uta さん、どうもありがとうございます。国籍を間違えて大変失礼しました!

それにしても、インターネットではお互いにとても近い(one-click away)ことにビックリした。

なお、元の Joy of Tech はきちんと英語標記に戻っている。

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2007年 4月 17日

15才の少年に手玉にとられた YouTube

Filed under: その他,映像 — shiro @ 22:22

Youtubecensor

違法ビデオを削除するにもいろいろなやり方があるようだ。

YouTube を手玉にとったオーストラリアの少年の話。

Mashable:”YouTube Obeys Fake Takedown Request From 15 Year Old” by Pete Cashmore:4月14日

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YouTube からビデオを削除したいって? 著作権を持っているふりをして偽の削除要求を送ってやればいいのさ。オーストラリア、パースの15才の少年の場合にはうまくいったんだ。オーストラリア放送会社(Australian Broadcasting Company、ABC)と偽って、署名フォームを YouTube に送ったのさ。コメディ番組「The Chaser’s War on Everything」の何百というビデオを削除しろと要求して・・・

Want a video removed from YouTube? Send along a fake takedown notice pretending to be from the copyright holder. At least, it’s a prank that worked for a 15 year old from Perth, Australia, who sent a signed form to YouTube pretending to be from the Australian Broadcasting Company. The form requested the takedown of hundreds of clips from “The Chaser’s War on Everything”.

Chaser

なんと YouTube はそれに応じたのだ。それだけではない。投稿者に対して投稿を続けるならアカウントを削除するという警告まで送りつけた。ABC はというと、むしろこのビデオを広めようとしていたんだ。テレビ局のコンテンツのいい宣伝になると思ったからだ。ABC のコメディ部門はつぎのようにいっている。

YouTube not only reacted, but sent warnings to all the uploaders saying their accounts would be deleted if they persisted. As it turns out, the ABC actually encourages the spread of Chasers clips, since they consider the comedy series to be a good promotion for the channel’s content. The ABC statement, from their head of comedy:

「15才のときは誰でもバカなことをするもんだ。むしろ我々にとって心配なのは、Chaser のビデオを投稿した人たちに対して YouTube が著作権侵害通告を送りつけたということだ。投稿を継続するなら YouTube へのアクセスを停止すると脅かしたことの方が心配なのだ。」

Everyone does dumb stuff when they are 15. But what was of concern to us was the fact that YouTube was sending copyright infringement notices to people who have been uploading Chaser clips to YouTube, threatening to shut down their access to YouTube if they persist that’s what was worrying to us.

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違法ビデオの投稿に対し、YouTube が手を打ち始めている様子が窺えて興味深い。

所定の通告さえあれば、違法ビデオを削除し、かつ、投稿したひとに対してもアカウント削除警告を送る仕掛けになっているらしい。

ABC のいいっぷりも大らかなものだが、確かにいつの間にやら YouTube が検閲する仕組みが出来上がっていたとするとこれは不気味だ。

どこかの国の著作権団体がビデオの大量削除について先鞭をつけたことが、着々と日の目をみているのかもしれない。

なお「The Chaser’s War on Everything」に興味のあるひとは、YouTube で検索するとまだ残っている可能性があるようだ。

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参考:

・Mashable:”YouTube Obeys Fake Takedown Request From 15 Year Old” by Pete Cashmore:4月14日

・Reuters:”Aussie ‘TV employee’ teen gets YouTube clips removed“:4月15日

・CNET:”Aussie teen to YouTube: You’ve been punk’d!” by Caroline McCarthy:4月16日

・Wired News:”15 Year Old Issues Spoof Takedown to YouTube” by Charlie Sorrel:4月16日

・Australian IT [AP]:”Teen fake polices YouTube clips”:4月16日

・9 News:”Teen apologises over ABC YouTube sham“:4月17日

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2007年 4月 8日

ママだって超ギーク!

Filed under: 映像 — shiro @ 15:59

Geek Mom-1

[Joy of Tech]

Nitrozac & Snaggy のイラスト!

母の日には早いけれど、あまりによく出来ているので・・・

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母の日おめでとう!

Happy Mother’s Day!

お母さんへ Mac mini をプレゼント。古い PC のモニターやキーボード、マウスにつないで使えるよ。

Here’s a Mac mini! you can hook it up to your old PC’s monitor, keyboard, and mouse!”

ああ・・・ 素敵ね、ありがとう。

Um… That’s nice, dear.

[心の中で] こんな安物! もうちょっと張り込んで、2ギガ RAM で、ワイヤレスマウスのついた MacBook Pro を買えなかったものかねえ!

[Cheapo! You just couldn’t part with that extra bit of dough to get me a MacBook Pro with 2 Gigs of RAM and wireless mouse, could you!?]

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ちなみにタイトルは「見損なっちゃいけない、お母さんだって超ギーク!」

Never underestimate the Über Geekiness of Mom.

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2007年 2月 26日

YouTube の魔法は失われたか

Filed under: ウェブログ,映像 — shiro @ 23:58

Youtube Founders

Google/YouTube とコンテンツ業界との関係が目まぐるしく動いているようだ。

CBS、NBC、Viacom、Joost など登場人物には事欠かないが、全体的展望がいまひとつよく分からない。

Ars Technica が丁々発止の様子を簡潔にまとめている。

Ars Technica:”YouTube deals fall apart, the center cannot hold” by Nate Anderson:2月21日

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Viacom Joost-1

グーグルが15億ドル[ママ]というとんでもない額で YouTube を買収した直後の勢いの良かった時期には、コンテンツ所有者を買収する猛吹雪が襲うとみんな予期したものだ。YouTube が CBS と限定契約を結んだころには、猛吹雪はすぐに穏やかな一時的小雨のレベルとなった。Viacom や CBS との話は両方ともおじゃんになってしまい、また NBC の新しいトップが YouTube に対してもっと著作権を尊重するよう警告を発しているので、一時的小雨の状態から時たま雪片が舞う程度まで格下げになってしまった。

In the heady days after Google purchased YouTube for way too much money $1.5 billion, observers expected to see a blizzard of deals with content owners. The blizzard was soon downgraded to mild flurries, as YouTube inked limited deals with CBS and others. Now that major deals with both Viacom and CBS have fallen through, and the new NBC chief is warning YouTube to start respecting his company’s copyrights, the flurry has been downgraded to the occasional snowflake.

斯界(しかい)の大物たちとの話をリードしていたのはグーグルだったが、ちゃんとした契約ができるように少しペースを落としてもいいといいだした。動きはそうなっているようだ。というのも氷河のようにぱったり動かなくなってしまったからだ。ウォールストリートジャーナル(WSJ)は、Viacom や CBS との話し合いが破綻したことについて、いくつか詳しい情報を載せている。

Google, which has been heading up the negotiations with the big-name players, says that it’s willing to go slow at first in order to make the right deals. Its plan appears to be working, as progress has been downright glacial. Now, the Wall Street Journal has a few additional details on how the Viacom and CBS deals came apart.

Viacom

WSJ によれば、グーグルの Eric Schmidt が Viacom の代表と話し合いを始めたのは、グーグルが YouTube 買収を発表したまさにその日だったという。数年間にわたる契約を結べば5億ドル近くの収入を保証すると Schmidt は持ちかけたという。Viacom のコンテンツから上がる YouTube の広告収入の70%を Viacom が取るはずだった。交渉は続いているが、その話は物別れとなった。それぞれ相手側に責任があると非難している。グーグルは何度も契約条件を変えたと非難され、一方 Viacom は10億ドルの収入保証を求めたとされる。

According to the Journal, Google’s Eric Schmidt started talking with Viacom representatives on the same day that Google made its YouTube purchase announcement, and he offered them nearly $500 million in guaranteed revenue for a multiyear deal. Viacom would take home 70 percent of the ad revenue YouTube earned from Viacom content. But the deal broke down as negotiations continued. Observers on both sides of the negotiations blamed the other party—Google was accused of repeatedly changing the terms of the deal, while Viacom allegedly asked for $1 billion in guaranteed revenue.

Joost

原因がなんだったにせよ、話し合いが物別れとなったことはみんなの知るところとなった。Viacom は自らのビデオサービスを開始すると発表した。そのビデオは YouTube と同じようにウェブページへのはめ込みが可能だという。その後 Viacom は Joost と契約を結び、YouTube とは異なる形の、テレビに似た形式のコンテンツ提供を発表した。

Whatever the reason, the deal fell apart in public fashion and Viacom announced that it would host its own videos and would allow them to be embedded in web pages, just like YouTube had done. Viacom then announced that it had signed on with Joost to offer its content in a more traditional format that resembles television more than YouTube.

昨年 CBS は YouTube との限定的なパートナーシップを発表し、今年は大きなことが起きる筈だった。1月の CES[Consumer Electronics Show]でその発表がある筈だったが、実際は何にも起きなかった。WSJ によれば話し合いは行き詰まったのだという。グーグルは5年契約を望んだが、CBS はそうではなかった。

CBS and YouTube announced a limited partnership last year, and big things were widely expected this year. A deal was to be announced at CES in January; obviously, that didn’t happen, and the Journal reports that the deal is stalled. Google wanted a five-year commitment; CBS did not.

グーグルがテンポを落としたのは賢明だが、もっといくつかの大型契約を近日中にまとめる必要がある。著作権を持つメディア会社が DMCA[デジタルミレニアム著作権法]による削除手続きに不満を募らせるにつれて、YouTube は違法コンテンツを掲載しないようにという圧力に増々晒される。Google/YouTube が、主要なビデオコンテンツに係る権利を取得するのに手間取れば手間どるほど、コンテンツ所有者は他の代替手段を探す羽目にならざるを得ない。

Google may well be wise to move slowly, but it needs to cut a few more large-scale deals soon. YouTube faces increased pressure to stop posting illicit content as the media companies that control the rights are getting increasingly frustrated with the DMCA takedown process. The longer that Google/YouTube go without gaining rights to important pieces of video content, the more time the content owners have to look for alternatives.

もちろん Joost はそのひとつだが、YouTube と同じことまではできない。メディア会社は、直接コントロールでき、かつ直接収益を上げられるような YouTube ともろに競合するものを自らの手で作ることまで考え始めている。MovieLink もこの考えに基づくものだったが、うまくいかなかったことをみんなが知っている。にも拘らず、Viacom の最近の動きをみれば、コントロールを行使するためならコンテンツ所有者は自らの道を進むことを恐れないということが分かる。

Joost is one, of course, but it doesn’t do quite the same thing as YouTube. Media companies have also been mulling the idea of creating their own YouTube competitor, an organization that they could control and profit from. This was also the idea behind MovieLink, and we all know how well that worked out. Still, as Viacom’s recent moves show, content owners are not afraid to go their own way in order to keep control.

ハリウッドのグーグルに対する反発は驚くには当たらない。エンターテインメント業界はグーグルの持つ力に疑いの目を向けており、グーグルが稼ぎ出す信じられないほどの利益を羨ましがっているのだ。グーグルが広告業界にいいたいのは、「我々としては次の5年間の間X時間の番組を持っており、それはYページビューに相当し、ビデオ広告の表示回数ではZインプレッションになる」ということだ。そんな確たる数字を(しかもそんな長期間にわたって)広告業界に提示できれば、YouTube は一躍カネのなる木に変わるのだ。ハリウッドもそれを十分心得ている。彼らはグーグルがこの特権のためには法外なカネを支払うことを期待しているのだ。そうなれば、主要テレビネットワークが自らのネットワークで、まさにその同じビデオ商品に対して広告料を売ろうとする試みの競争力を低下させることになるからだ。

The reaction that Google is getting from Hollywood is hardly surprising. The entertainment companies are suspicious of Google’s power and envious of the incredible profits it keeps churning out. Google wants to tell advertisers, “We have X hours of programming for the next 5 years, at Y page views, for Z impressions of video ads.” Being able to offer such solid numbers (with a long-term commitment) to advertisers is a great way to turn YouTube into a money press—and Hollywood knows it. They expect Google to pay through the nose for this privilege, since it could undercut the major TV networks’ attempts to sell advertising against the very same video properties on their own.

もしグーグルが目下の一時的小雨の状態を「猛吹雪」状態に戻したいと願うなら、金庫の扉をもう少し開け、コンテンツ所有者たちに支払う現金をもっと増やす必要がありそうだ。

If Google wants to kick the flurries back up into “blizzard” mode, it looks like they will need to open the door to the vault a bit wider and offer content owners even more cash.

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グーグルを如何にカネのなる木に変えるかという思惑がすべての背後にあるということらしい。

右手で訴訟をちらつかせ、左手でカネの話で手を握るというわけだ。

この話については、IT 業界を総力で取材している CNET の記者による円卓ポッドキャスト「YouTube の魔法は失われたか」が大変おもしろい。

CNET:”Reporters’ Roundtable Podcast: Why YouTube’s magical mystery ride could be over“:2月23日[→ MP3 Download

編集長 Charles Cooper の下に、Harry Fuller、Elinor Mills、Greg Sandoval がかなり白熱した議論を戦わすので、問題の複雑さと共に取材の裏が想像できて興味深い。

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2007年 2月 20日

ことばか、それともメッセージか

Filed under: その他,ひと,プレゼンテーション,映像 — shiro @ 20:31

Jobsmwsf

プレゼンテーションという意味では、Steve Jobs と Bill Gates の二人は格好の題材だ。

少し前になるが、二人のキーノートを科学的に比較分析した試みがある。

Seattle PI:”Bill Gates and Steve Jobs: Keynote text analysis” by Todd Bishop:1月14日

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科学的なテキスト分析

アップルの CEO Steve Jobs とマイクロソフトの会長 Bill Gates の二人は両方とも、先週すごいキーノート演説を行った。それを比べてみるとどうだったろうか。ある読者にヒントを得て、二人のスピーチのテキストを「タグクラウド発生器」(tag-cloud generator)を通してみた。これは何度も使われたことばに着目して、使われた頻度に応じていろいろなサイズで示すソフトだ。

Apple CEO Steve Jobs and Microsoft Chairman Bill Gates both gave big keynote addresses last week. So how did their messages compare? At the suggestion of a reader, we ran the text of both speeches through the tag-cloud generator, a program that displays the most commonly used words in varying sizes, depending on how often they’re spoken…

またお楽しみとして、UsingEnglish.com の言語評価ツール(language-assessment tools)を使って同じテキストを分析してみた。各数字の前の用語名をクリックするとその定義が分かる。一般的には、数字が低いほど理解しやすいということを意味する。その尺度で測ると、ひとりの役員[注:Steve Jobs]の方がもうひとり[注:Bill Gates]より遥かに優れていることが分かる。

And just for fun, we also analyzed the text with the language-assessment tools at UsingEnglish.com. Click on the names of those ratios below for definitions. Lower scores generally mean that the language is easier to understand. By those measures, one executive did noticeably better than the others.

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分析結果

我々が得た結果はつぎのとおり・・・

Read on to see what we found:

Steve Jobs2007 Macworld Conference and Expo

一文中の単語数:10.5

語彙頻度:16.5%

難語数:2.9%

読みやすさ指数:5.5

Avg. Words/Sentence: 10.5

Lexical Density: 16.5%

Hard Words: 2.9%

Gunning Fog Index: 5.5

Jobscloud

Bill Gates2007 International Consumer Electronics Show

Gatesces

一文中の単語数:21.6

語彙頻度:21.0%

難語数:5.11%

読みやすさ指数:10.7

Avg. Words/Sentence: 21.6

Lexical Density: 21.0%

Hard Words: 5.11%

Gunning Fog Index: 10.7

Gatescloud

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なかなかおもしろい分析に見えるが、これに対しては、本当のプレゼンテーションとは何かという観点から批判がある。

真に偉大なプレゼンテーション(スピーチ)には、ことばだけでなくメッセージが込められていなければならないというのだ。

Presentation Zen:”Words matter, but the message is King” by Garr Reynolds:1月16日

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Seattle PI の分析

世界中の偉大なことばを集めても、聴衆に訴えるものがなく、彼らに対して有意義なものでなければ、それは意味がないのだと我々は知っている。では、ことばそのもの、文章自体はどうだろうか。どれだけ「むずかしい」ことばを使ったか、センテンスの長さはどうだったか、そんなことは重要だろうか。もちろんことばは重要だ。しかし[通常の場合]もっと重要なのは、メッセージであり、組み立て方であり、話し方であり、内容であり、聴衆との連帯なのだ。ところで、Seattle PI がおもしろい記事を載せている。マックワールドの Steve Jobs と CES の Bill Gates(と Michael Dell)のキーノートを、その演説原稿を使って分析したものだ。

We know that the greatest assembly of words in the world does not matter much if it does not register with the audience, if it is not meaningful to them. But what of the words and the sentences themselves? Does it matter how many “difficult” words you use, how long your sentences are, and so on? Words matter of course, but it is the message, the structure, the delivery, the story, the connection, etc. that matter more (usually). Still, Seattle PI has an interesting post comparing the recent keynotes by Steve Jobs at Macworld and Bill Gates (and Michael Dell) at CES using an analysis of their respective keynote transcripts.

      *      *      *

単純で分かりやすいのがいいことか

とくに驚くような結果ではないが、はっきりいってあまり意味があるとは思えない。結果は確かにおもしろい。(なんと、Gates は “Windows” とか “Vista” と何度もいい、Jobs は “iPhone” や “Phone” と何度もいったそうだ・・・。それがキーノートのテーマだったのだから驚くには当たらない。)1文当たりの単語数、語彙頻度(lexical density)、3音節以上の単語の数などを見ると、Steve Jobs の方がより単純な話し方をしているように見える。ということは、比較的単純なことばを使っているせいで Jobs のプレゼンテーションがおもしろく、記憶に残り、楽しいということを意味するのだろうか。単純で、分かりやすいことばと、聴衆に訴える力との間には相関関係があるのだろうか。・・・

The results are not particularly surprising, though frankly they are a bit meaningless. It’s fun to look at the results (man, Gates sure did say “Windows” and “Vista” a lot, and Jobs sure said “iPhone” and “Phone” often…hardly surprising since that was the focus of the keynote). If you look at the average words per sentence, lexical density, number of words with three or more syllables, etc. then it appears Steve Jobs had a much simpler talk. So Jobs’ popular presentation was so interesting, memorable, enjoyable, etc. because the language he used was relatively simple? Is there a correlation between simple, easy-to-understand language and impact on an audience? […]

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偉大で、伝説的な演説

King

少なくともとても分かりやすい例のひとつを思い出すことができる。書かれたテキストを分析する限りでは、Jobs や Gates(そして Dell)のプレゼンテーションよりも「難しい」が、大聴衆にとっては分かりやすい(国民を動かすほどになった)有名なスピーチだ。回りくどいいい方をしてしまったが、今日はマルチン・ルーサー・キング Jr. 博士の誕生日だと申し上げたかったのだ。アメリカの歴史上もっとも偉大な演説のひとつ、「私には夢がある・・・」(I Have a Dream.)を語ったひとの誕生日だ。キング博士の演説を書かれた文章だけでお読みになると、心を動かされるかもしれないし、そうでないかもしない。しかし、ビデオで演説のすべてを見て、それでも心から感動しないひとがいるものか私には分からない。ことばの持つ意味と、内容の重要さが大事だということは分かる。しかし、信念の力と、誠実な話し方と、そしてキング博士が聴衆との間に築いた驚くべき連帯感こそが、この演説を伝説的なものにしたのだ。

However, I can think of at least one popular speech that was easy to understand by a mass audience — it even moved a nation — but that is “more difficult” than the presentations by Jobs and Gates (and Dell) if one analyzed only the written transcripts. Obviously this is a long-winded way of me reminding you that today is the birthday of Dr. Martin Luther king, Jr., the man behind one of the greatest speeches in U.S. history, “I Have a Dream.” If you just read the transcript of Dr. King’s speech you may be moved or you may not, but I don’t know how anyone can watch the entire speech on video and not be absolutely blown away. It is indeed the meaning of the words and the importance of the content, but it is the power of the conviction and the sincerity of the delivery and the amazing connection Dr. King made with the people that makes this a legendary speech.

少し時間を割いて、是非つぎのビデオをご覧になるようお勧めしたい。1963 年のワシントン行進「I Have a Dream」のビデオだ。全部で17分の長さだが、もし全部を見れないというのなら、最後の3分だけでもご覧いただきたい。素晴らしい!

I hope you can take a few moments today and watch this video of the “I Have a Dream” (March on Washington) speech from 1963. The video is 17-minutes long. If you are short on time, please at least watch the last three minutes. Amazing.

I Hava A Dream-1

YouTube Video:”Martin Luther King ‘I have a dream’“:2006 年9月5日

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この有名な演説のさわりの部分だけは知っていたが、全部を通して聴いたのは初めてだ。

真に偉大なスピーチ(プレゼンテーション)を可能にする答えがここにある。

分析的手法、とくに統計的分析は、時として大切なものを見落としかねない。

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マルチン・ルーサー・キング Jr. 博士の演説については、このほかにもすばらしい記事がある。

Long Tail World:”キング牧師「私には夢がある」:I Have a Dream Speech“:2月28日

この歴史的演説を巡る背景の解説と、演説の完全日本語訳だ。

プレゼンテーションに関心を持たれる方は、是非こちらも併せてご覧になるようお勧めする。

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2007年 2月 14日

YouTube がテレビ番組を「放映」

Filed under: ウェブログ,映像 — shiro @ 21:48

Youtube-1

訪日協議が空振りに終わった(?)かに見える YouTube だが、海の向こうでは急速に事態が進展している。

Ars Technica:”Filtering agreement key in bringing vintage TV to YouTube” by Eric Bangeman:2月12日

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DMGI のテレビ番組

Dmgi

YouTube の視聴者は間もなくテレビのクラシック番組を見れるようになるだろう。YouTube が DMGI(Digital Music Group Inc.)と取り交わした契約により、コマーシャル付きでテレビ番組を見れるようになる。取り決めの詳細は明らかにされていないが、その要点はこうだ。DMGI は テレビのクラシック番組の完全なエピソードを YouTube で放映することを許可する。その代わり YouTube は、広告収入の一部を DMGI と折半する。さらに重要なことは、YouTube は DMGI に対しコンテンツのフィルタリング・ソフトを提供し、著作権侵害にあたるユーザーの投稿ビデオの特定を可能にする。

YouTube viewers will soon be able to watch some classic TV shows—with commercials—under an agreement inked with Digital Music Group. Although specifics of the deal have not been announced, here’s the gist: DMGI will allow YouTube to show complete episodes of classic TV shows in its catalog. In return, YouTube will share some of the ad revenue with DMGI and more importantly, provide the company with content filtering software to identify user-submitted videos that infringe on DMGI’s copyrights.

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DMGI の映像資産

Gumby

DMGI の映像資産には、50年代および60年代のクラシックテレビ番組がたくさん含まれている。I Spy、The Cisco Kid、Daniel Boone、My Favorite Martian、The Adventures of Robin Hood などだ。また、DMGI 子供チャンネルの Gumby Show、Molly and Roni’s Dance Party などに加えて、Clutch Cargo などの怪奇マンガも YouTube が提供することになるだろう。

DMGI’s portfolio includes a number of TV classics from the 50s and 60s, including I Spy, The Cisco Kid, Daniel Boone, My Favorite Martian, and The Adventures of Robin Hood. YouTube will also show some of the content from DMGI’s Kids Channel, including the eerie animation stylings of Clutch Cargo along with The Gumby Show and Molly and Roni’s Dance Party.

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テレビ番組か広告か

YouTube から見れば、初めてビデオ自体に広告が埋め込まれることになる。これまで広告を最小限に抑えて、ユーザーの楽しみやビデオ再生を損なわないようにしてきた YouTube にとって、これは大きな転機となる。[DMGI との]取り決めを実現させるためには、この程度の広告の埋め込みは YouTube として受け入れざるを得なかったのではないかと思われる。

In a first for YouTube, the videos themselves will contain embedded advertisements. This marks a significant change for YouTube, which has so far kept its minimal advertising from interfering with video playback, much to the delight of users. The embedded ads are likely necessary for YouTube to guarantee the level of ad revenues necessary to make the deal happen.

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コンテンツ・フィルタリング

Filter

もうひとつカギとなるのがコンテンツ・フィルタリングだ。YouTube と Google は、これまでコンテンツ・フィルタリング・システム(content-filtering system)の開発を進めてきた。これは著作権者が簡単に違法ビデオを識別できるシステムだ。直近のアナリスト向け説明会において、グーグルの CEO Eric Schmidt はオーディオ・ビデオの指紋押捺ソフト(fingerprinting software)を同社が鋭意開発中であると述べた。DMGI との取り決めは、このソフトがビジネスパートナーに提供しても大丈夫と思われるレベルに達したことを意味する。グーグルは配信ライセンス契約を結んだ相手にしかフィルタリング・ソフトを提供しないという非難もある。このため、Viacom などのように大量削除要求に走ったものもいる。

The other key is content filtering. YouTube and Google have been working on a content filtering system that would make it easy for rights holders to easily identify infringing videos. During its most recent earnings call, Google CEO Eric Schmidt said that his company is hard at work on audio and video fingerprinting software; the deal with DMGI indicates that the software is at a state where the company feels comfortable with allowing its business partners to use it. There have been accusations that Google is only offering the filtering tool to companies that have signed distribution and licensing agreements, forcing the likes of Viacom to rely on mass takedown notices.

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MySpace のフィルタリング

Myspace

著作権者の依頼を受けて MySpace も大規模なビデオフィルタリングを開始した。MySpace は Audible Magic がライセンスした指紋押捺技術を使用する。この技術は、音声トラックの指紋を使って違法ビデオを特定する。著作権者はこれら問題のあるコンテンツを見つけ出すのに使う指紋をアップロードする責任を負う。MySpace はすでに、レコード会社が違法な音楽ファイルをフィルターするのを支援している。

MySpace is also beginning a massive video filtering effort at the behest of copyright holders. MySpace will be using fingerprinting technology licensed from Audible Magic which uses audio track fingerprints to identify infringing videos. Copyright holders will be responsible for uploading the fingerprints used to find problematic content. MySpace already assists the record labels in filtering unauthorized music files.

[違法]著作物に大きく依存してユーザーを惹き付けている YouTube と違って、MySpace にとっては音楽ビデオがあるかどうかは大して問題ではない。にも拘らずレコード会社は、相変わらず MySpace を YouTube や他のビデオシェアリングサイトと同一に扱っている。

Unlike YouTube, which relies heavily on copyrighted content to attract users, the availability of music videos is peripheral to MySpace’s success. That hasn’t stopped the record labels from putting MySpace in the same category as YouTube and other video-sharing sites.

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新しい時代の幕開け

もしハリウッドとインターネットが平和裡に共存するということになれば、コンテンツ・フィルタリングがカギを握る。フィルタリングは、著作権者が違法コンテンツを特定し、掲載しているウェブサイトに通告することを可能にするだけではない。それは YouTube と DMGI が結んだような取り決めをも可能にするのだ。それはまた、YouTube にとって新しい時代の幕開けを急速にもたらすことになるかもしれない。YouTube がその扱いを単なるビデオクリップから放送番組全体に拡大することにより、放送事業者やケーブルネットワークと直接競合する存在になる時代の幕開けを・・・

If Hollywood and the Internet are ever going to live in harmony, content filtering will be key. Filtering not only enables rights holders to identify and notify websites of infringing content, it also makes deals like the one between YouTube and DMGI possible. It may also hasten a new era for YouTube, one of more direct competition with broadcast and cable networks as YouTube expands its catalog from video clips to entire shows.

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法廷闘争一本槍の RIAA[Recording Industry Association of America、全米レコード協会]がいるかと思えば、YouTube という猛烈な吸引力を持つブラックホールをカネを生む存在に変えようとするビジネスモデル構築の努力もある。これぞまさにアメリカということなのだろう。

進展如何によっては YouTube がテレビ放送局として一皮むける可能性もあるということか。

折角 YouTube(だけでなくグーグルも)と膝を交える機会のあった日本のコンテンツ業界だが、千載一遇のチャンスを逸したのでなければよいが・・・

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参考:

・Ars Technica:”Filtering agreement key in bringing vintage TV to YouTube” by Eric Bangeman:2月12日

・Reuters:”YouTube to offer old U.S. TV programs“:2月12日

・Reuters.co.jp:”ユーチューブ、米デジタル・ミュージックとコンテンツ提供で合意“:2月12日

・CNN:”YouTube serves up classic TV shows“:2月12日

・Sacramento Business Journal:”Digital Music, YouTube ink content deal“:2月12日

・MarketWatch:”YouTube to post classic TV shows“:2月12日

・BusinessWeek:”Digital Music in deal with YouTube“:2月12日

・SeekingAlpha:”YouTube Reaches Deal To Post Digital Music Group’s Classic TV Content“:2月12日

・Motley Fool:”When Google Met Gumby” by Rick Aristotle Munarriz:2月12日

・DailyTech:”YouTube to Legally Air Classic TV Shows” by Marcus Yam:2月12日

・Hollywood Reporter:”YouTube inks for Digital Music content” by Alex Woodson :2月13日

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2007年 2月 6日

第41回スーパーボウル

Filed under: その他,アップル,映像 — shiro @ 03:39

Superbowl 01

[Barton Silverman, New York Times]

インディアナポリス Colts、29対17でシカゴ Bears を下す。

Superbowl 02

[Donald Miralle, Getty Images]

昨年の優勝は、ピッツバーグ Steelers だった、

Superbowl 03

[Mark Humphrey, AP]

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今年のスーパーボウルには「something really big」を心密かに期待した。

帰宅してネットをあちこち覗いてみても一向に気配がない。

そして、Mac Rumors に「今年のスーパーボウルにはアップルのコマーシャルはなし」(No Apple ad in this year’s Super Bowl.)とひと言。そんな・・・

あんまりがっかりして、一度はふてくされて寝てしまった。

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Crave:”So much for those Beatles iPod rumors“:2月5日

もうすでにご存知だろう。ひとつ、Peyton Manning の活躍は素晴らしかった。ふたつ、昨夜はビートルズがらみを含めてアップルからの発表は何もなし。ワイドスクリーンの「ビートルズ版」iPod も、Fab Four(ビートルズ)の曲の iTMS 入りも、な〜んにもなし。これは「根も葉もないマックの噂」のカテゴリーだった。

By now you know it: one, Peyton Manning is pretty fantastic; and two, there was no big announcement from Apple last night involving the Beatles. No “Beatles Edition” widescreen iPod, no Fab Four tunes in the iTunes Music Store, nada. Guess we can file that one under “unsubstantiated Mac rumors.”

Cola

同じようにがっかりした Cult of Mac によると、みんなの口に上っているのは Grand Theft Auto をもじったコカコーラのコマーシャル。私の感じでは「South Park」エピソード風、アクションは「World of Warcraft」風だ。(ここで見れる。)せめて Steve Jobs にがっかりさせられた気持ちを癒してください。

The ad everyone’s talking about, according to the similarly disappointed Cult of Mac, is the Coca-Cola spot that spoofed Grand Theft Auto. Kind of reminded me of that South Park episode where half the action took place in World of Warcraft. So, here it is; maybe watching it will erase some of the bitterness about Steve Jobs failing you.

更新:噂をすれば影。ビートルズの曲を iTunes に加えるという発表はなかったけれど、今朝のアップルの発表によれば、似たような名前のビートルズのレコード会社との長い間の諍(いさか)いはどうやら終わったようだ。

UPDATE: Speak of the devil–no announcement has been made concerning the availability of Beatles songs on iTunes, but Apple just announced this morning that its longstanding feud with the similarly-named Beatles record label appears to be over.

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コカコーラのコマーシャル(別のもの)は、梅田望夫氏のお気にも召したようだ。

氏のサイトには、今年のコマーシャルもいろいろ紹介されている。昨年と比べてどうだろうか・・・

なお本件については、カナダ留学中の高校生 Hans 氏からもコメントでお知らせをいただいた。ありがとうございました。

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