maclalalaweblog

2005年 12月 17日

動き出した巨象インド

Filed under: インド,旅行 — shiro @ 09:18
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空港から街に向かった瞬間から、道路の大混雑を経験した。

student
 [輝いた目の生徒たち]

車線におかまいなく道路いっぱいに広がったバス、自動車、オートリクシャー、オートバイ、自転車がそれぞれに自己を主張する。アジア特有の交通混雑はニューデリーにもあった。経済活況の証(あかし)でもある。


 [チャンドニチョウクの商店街]

12月のニューデリーは想像していたのとちがって結構寒く、チョッキを重宝した。

自分の目で見た感じを大切にしたかったので、ガイドブックの類いは一切読まずに出かけた。空いた時間はできるだけ市内を走り回った。


 [大使館街の大路]

大統領官邸からインド門にかけての堂々たる街路。旧デリーのチャンドニチョウクの活況と雑踏。チョウリバザールの商店街から開通したばかりの地下鉄に乗ると、これはもう超近代的な別世界。官庁街で降りるとまた景色が一変している。ニューデリーはいくつもの顔を持った活気のある大都市だった。


 [チョウリバザールのリクシャー]

旧市街のラールキラー(赤い城)前の大路を、自動車の大洪水の中を歩いて横切る命がけ(?)の体験もした。

南の方にも足を伸ばした。ヴァサントヴィハール、ネループレイス、ニューフレンズコロニーなど。仕事と生活と混雑が広がっている。混雑しているとはいえ、広い道路が四通八達だ。


 [ネループレイスのバス乗降風景]

市内を巡りながら、妙に懐かしい感じがしたのはいそた氏のブログを拝見していたせいだろう。あ、これだなと何度も思った。


 [サロジニナガールのマーケット]

サロジニナガールのマーケットも外から覗いただけだが、爆弾テロがあったことなぞ想像もできない賑わいぶりだった。


 [フマユーン廟]

出会ったひとびとの目が印象的だった。クトゥブミナールの遺跡でカメラに納まってくれた子供たちの目が輝いていた。


 [出会った家族]

高度成長期にさしかかる頃の、まだ元気のあった昔の日本を思った。

昔を知る同行者が、何度も驚きの声をあげた。

・自動車が、それも新しい車種が増えた
・市内に牛を見かけない
・青空が見える
・伝統的な白衣が減って、アジア各地の服装と変わらない
・近代的ビルが増えた
・インドに地下鉄なんて想像もできなかった


 [なんのデモだか分からないが・・・]

経済成長率 8% を達成。人口の一割とも二割ともいわれる中産階級が、出現しているというのも納得できるような気がした。

一割といえば一億人で、日本と同じ規模だ。日本では、一億総中流階級といわれた幻想が崩れて久しいけれど・・・

二割ならアメリカの大きさだ。米国の中産階級市場が日本の経済を牽引し、日本が米国一辺倒となったのもそのためだから、もしそんなマーケットがインドに出現したというのなら、これは大変なことだ。


 [官庁街の地下鉄入口]

みんなの目は隣の中国に注がれているが、10年後には中国といえども高齢化社会に突入する。一方インドは、その時点でもまだまだ若い労働力を擁しているという。10年後でも、インドはまだ拡大しているということだ。

一旅行者の実感からしても、インドという巨象は確実に動き出しているように見えた。

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