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2005年 10月 13日

Video iPod とホームシアター

Filed under: ブログ — shiro @ 21:32

噂の Video iPod が発表された。赤いカーテンはやっぱり映像関係だった。

いろんな噂が出回り、iPlay のようなすぐれものまで見てしまったので、正直いって Video iPod の小さなスクリーンはやや期待はずれだった。

各紙の記事を読み比べても大同小異だが、サンノゼ劇場からヨーイドンでは致し方ないのかもしれない。

みんなと同じようにサンノゼ劇場のプレゼンテーションを見た。ストリーミング(Apple Special Event)でみるサンノゼ劇場は招待状どおりの赤いカーテンで、例によって Steve Jobs の独壇場だ。

Jobs Video Ipod

[SF Chronicle]

プレゼンテーションは第一幕、第二幕というドラマ仕立てだが、ホームシアターへのアップルの進出という視点からみるとなかなか面白い。

大方の予期しなかった iMac G5 は、ホームシアターのハブだ。コンテンツをナビゲートする Front Row。iPod の経験を踏まえて、たった六つのボタンでこと足りるリモコン。ハブとしての iMac の紹介が第一幕。

Remote-1

第二幕は、Video iPod そのもの。75 時間から 150 時間のビデオを収録し、プレイバックできる。大型テレビに出力して iPod から操作することもできれば、iMac 付属のリモコンも使える。

Jobs が終始 Video iPod ということばを使わなかったのが印象的だった。”The new iPod” というだけ。Think Secret の指摘は正しいようだ。

そして、第三幕はコンテンツ。iTunes Music Store がビデオを提供するようになった。1ドル 99 セント均一だ。

お茶の間ゴールデンタイムの人気テレビ番組も、Disney や Pixar の短編アニメも同じ値段。Disney(ABC も同じ系列)が相手じゃ、外に話が漏れなかった訳だ。

ダウンロードサービスの iTunes 6 も新しくなった。

赤いカーテンの向こうには、Video iPod だけでなく、コンテンツも、ダウンロードサービスも隠れていたということだ。

コンテンツ、配信、ダウンロード機器(iMac)、プレイバック機器(iPod)、リモコン、操作ソフト(Front Row)と、ホームシアターに必要なパーツはすべて出揃った。こうなれば、次はこれらをひとまとめにしたホームシアターしかない。いよいよマイクロソフト Media Center の対抗馬が出現するのもそう遠くないことを思わせる。

アップルは限りなくお茶の間に近づいた。

追記:プレゼンテーションの最後の 20 分は Wynton Marsalis、絶妙のトランペットだ。

Marsalis3

夏のタングルウッドで、小沢征爾やヨーヨーマと組んで、若い音楽家を育てているのを見て以来すっかりファンになった。今回のプレゼンは Marsalis だけでも堪能させてくれる。

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