昨夜は興奮して眠れなかった。なにしろ世界のトップ・ブロガー Dan Gillmor 氏に会えたのだから・・・

「米国の参加型ジャーナリズム:ダン・ギルモア氏を囲んで」が、銀座のアップルストアで開かれた。3階の会場はほぼ満席だった。(Whirlwind in Tokyo)
司会者の話では、日本の錚々たるブロガーが参集しているという。お互いに顔見知りという感じのひとが多そうだった。いたるところでラップトップが開かれている。
紹介もないまま Q&A が始まった。ギルモア氏は強行軍でいささかお疲れのようだったが、それでも質問に一生懸命答えようとする氏の真摯さが印象的だった。サンノゼ・マーキュリーの大記者だったのに、全然高ぶったところがない。

発言の端々から、ジャーナリズムに対する氏の思い入れがいかに大きいか感じさせられる。
・読者数の多寡でブログの善し悪しが決まるわけではない
・トップ・テンより、ボトム・テンミリオンにポテンシャルがある
・家族や15人未満の読者でも、熱心な読者(passionate reader)であればコミュニケーションの質は高い
・ジャーナリズムの要諦は、正確で偏らないことだ(accurate、fair、independent、not-biased) 間違ったら誤りを訂正すること(correct mistake)を厭ってはならない
・大手メディアについて、ジャーナリズム精神が生き残っていくことは疑いない
・しかし、収益を生むビジネスモデルとして生き残れるかとなるとよく判らない
・これまで収益の大宗を占めていた案内広告(classified ad)という分野が急速に消滅しつつあるからだ
・オリジナルなレポーティングだけでなく、他人の書いたものにコメントをすること(commentary)もジャーナリズムだ
・ジャーナリストとして食っていけるかどうかということよりよき市民であることが重要
・前のブログではずいぶん荒らし(troll)にあったこともあるが、いまでは実名とメールアドレスを明らかにできるひとだけに参加してもらっている
集まった聴衆も、真面目でいい感じだった。プレス発表とコンピュータのユーザークラブを足して二で割ったような雰囲気・・・
写真、録音、録画、ブログのどれも全部認められてなんでも可能だ。コンピュータにせっせと打ち込んでいるひとも多い。あとで調べたら、会場からライブでブログしているひともいた。(例えば、こことここ。)
二次会も楽しかった。若い人、比較的若いひとがほとんど。駆け出しのブロガーにも親切だ。
ダン・ギルモア氏とは、握手をし、直接話もでき、サインまでもらってしまった。
ブログを始めてたったひと月なのに、ブログ界の第一人者に会うことができて望外の幸せだ。ダン・ギルモア氏と、この会を企画された方々に心より感謝申し上げる。
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