
愛する者ほど別れの代償は大きい。
とうとう黒いレディに別れを告げなくてはならなくなった。
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・・・と気取ってみたいところだが、要は古くなったマックを捨てろと迫られたのだ。
筆者にとっては Black Lady でも、家族の目から見れば古くなったテレビと一緒だ。
[Performa 5420]
マックでテレビが見れるなんて、なんと先進的なのだろう。それが黒の Performa 5420 だった。
ハードディスクの換装はもちろん、CPU カードを G3 に替え、イーサネットカードも装着してインターネットもすいすいできた。
初代 iMac を買ったころから、ほとんど使わなくなった。
使わずに置いてあるだけのガラクタに、とうとう家族が堪忍袋の緒を切らした。
年末の大掃除のとき、といってもマックワールド直前で掃除を手伝うどころではなかったけれど、なんとかしなければ自分の存在すら危うくなる、そんな危機的状況に追い込まれてついに決心した。
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区役所に家電製品など粗大ゴミ回収の電話をした。 500 円で持っていってもらうつもりだった。
しかしそうは問屋が下ろさない。コンピュータは製造メーカー以外は廃棄できないのだそうだ。
そのままアップルの回収センターに回された。
本体だけなら 3500 円、Performa みたいな一体型は 4200 円で使用済みの「排出パソコン」として回収するのだという。
今やタダでは捨てられない。切り刻んで捨てる訳にもいかない。
まず、カネを振り込むのが先で、それからやっと郵便局が引き取りにくる。
愛しのブラックレディとは 4200 円で別れをつげた。
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ところがこれは皮切りに過ぎないのだ。
[Macintosh SE/30]
引き続いて、Macintosh SE/30、Macintosh IIci、PowerBook Duo 270c、Macintosh G3 DT(ベージュ)、iMac G3・・・とまだまだ続く。なかには、中味を取り出して空になった Macintosh LC(ピザボックス)もある。(初代 Macintosh 128K は親戚にあげたら捨てられてしまった。)
どれも思い出と愛着がいっぱい詰まったものばかり・・・
ウジウジと思い切ることができず手元に置いたばっかりに罰を受けることとなった。
いずれも手切れ金を持たせて見送らなければならない。
いつまでも捨てないからだ、と家族の目は冷たい。
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マッキントッシュが登場した頃の新聞雑誌の切り抜き、ユーザークラブ(MUG)のニュースレター、Macworld や MacUser の創刊号を含む雑誌のいろいろ、1984 年のコマーシャルを収めたビデオテープ、128K マック付属のシステムディスクをはじめとするたくさんのフロッピー、ZIP ドライブ他の周辺機器、各種接続コードの数々・・・これらとすっかり別れを告げるのは大変だ。
つくづくマイクロソフトの MacBU が羨ましいと思う。いろいろなマックが古いものまで動いていて、まるでマックの博物館だ。
こんな博物館がどこかにあれば寄贈するのに・・・
今や本家のアップルでも、古いモノは鼻にも引っかけない。
サヨナラの代償は大きい。
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後記(1月27日)
つくづくマック好きにはすごいひとがいるものだと思った。これはもう私設のマック博物館だ。
Chip Chick:”One Fanboy’s Ultimate Apple Collection with 74 Macs and a Mac Bar“:1月25日
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ミズーリ州セントルイスの Jeremy Mehrle のコンピュータコレクションにはどんなマック好きでもヨダレを垂らすだろう。地下室には74台のマックが展示され、そのうち30台はクラシックバーに鎮座まします。全体では、18種類の CRT iMac、Next Cube、Apple II が4台、それに20周年記念モデルだ。写真は flickr で見れる。(出典:MacLife Magazine 2007 年2月号)
Jeremy Mehrle of St. Louis, Missouri has a computer collection that would have most Mac aficionados drooling uncontrollably. His basement has 74 Macs on display, with 30 of them situated at his Classic bar. Overall, his collection contains 18 different CRT based iMacs, a Next Cube, four different Apple II computers, and a 20th a Anniversary Mac. Check out flickr for more photos. (Source: MacLife Magazine, February ‘07)
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まったくスゴい。筆者なぞ足下にも及ばない。
こんなスペースがあったら、自分だって家の中に(微々たる数だけれど)マックコーナーを作りたいと思う。日本の住宅事情では夢のまた夢だけれど・・・
羨ましくて涙がでた。
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